クローン人形~私のペットロスとの付き合い方~

波のあるペットロスに不安定に

 

 

去年10月に18歳で愛犬Mackを亡くし、亡くした当日から眠れない・食べられなくなり、火葬した日から皆が寝静まった後に何もない空間に向かって名前を呼んだり、寒いからコタツの中に居るかもしれない!と布団をめくって探したり、無駄だとわかっていながらお化けでもいいから見たい!と探し続けました。

ですがそれも2週間ほど。
しっかり最後も看取れたし、老衰だったし、寂しいけど悲しむ別れじゃないんだと、なるべく笑顔で過ごすようにしました。

亡くして1か月~49日までは、いつもそばにMackが居ると思い、足元にMackが居る様子を想像しては、話しかけたり微笑んだりしていました。

しかしーー
49日の夜、夫と空に向かって「バイバイ」と手を振った瞬間から、また少しづつペットロスが戻ってきました。
悲しくなくても寂しいものは寂しいのです。
一人になった時、皆が寝た後、一人でコッソリ泣きました。
遺骨を抱え、蓋をあけ、頭蓋骨を撫でながら話しかけたり、足音が聞こえないかなと耳を澄ましてみたり……

そんな時、ふと見つけたサイトの記事に目が釘付けになりました。

 

知ってはいたけど、興味がなかったクローン人形

 

 

愛犬そっくりの人形を作ることが出来るということは数年前から知ってはいたものの、高額なことや、「似てなかったら嫌だな」という気持ちから”作ってみたい”と思うまでに至ったことはありませんでした。

しかし、日々Mackの姿をふと探してしまったり、いつもいる場所に姿が無いこと。
そして、Mackといつも一緒に寝ていたので、一人で眠ることが出来なくなってきてしまったこともあり、「クローン人形って実際どれぐらいの再現度なんだろう」と思いインターネットで検索してみることにしたのです。

そこで引っかかったのはとある個人のブログ記事。
cuddle clones(カドルクローン)という海外のサイトに愛犬そっくりの人形を注文してみた。という記事に辿り着きました。
そのブログには、細かい注文の仕方や届いたクローン人形の写真が載っていたのですが、その再現度を見てビックリ!
その記事を読み終わった後は気が付くと写真フォルダを開き、注文に必要なMackの写真を選んでいました。

私が選んだ写真の年代は12歳~13歳頃の写真。
若い頃の愛犬の写真なのか、初老期か、晩年期かを考えた結果、”老犬としての愛らしさを持ちつつ、元気”である、初老期の写真を送ることにしたのです。

 

 

 

届いた時は「微妙」 ところが日に日に……

 

 

 

注文するキッカケになった個人ブログを見ながら翻訳サイトを使い、丸一日かけて注文。
サイトでは平均で5ヶ月ほど届くまでに必要とありましたが12月4日に注文し、1月23日に家に届きました。

家には私一人でしたが、待ち切れず開封。
ドキドキしながら箱から取り出しましたが、正直言って最初の印象としては「こんなものか」というものでした。
「世界中のダックスフンドの人形で一番似ている人形」……私は翌日、自身のブログでそう表現し紹介しました。

カドルクローンはおおよその体重から人形の大きさが決まるので、身体の大きさや顔の大きさ、また耳の大きさなど、毎日側で見ていた私にとっては「違う」という感情が大きかったのです。
それでも耳や背中の複雑な配色など、送った写真のみの情報からの再現度としてはかなり高度で感動しました。

娘も夫も、帰宅してMackのクローン人形を見たとき、目をまん丸くしてウルウルさせながらアチコチ観察していました。

 

 

君の名は?

 

 

このクローン人形は、「Mack」+「クローン人形」で、”マックローン”と呼ぶことにしました。
初日からマックローンと一緒に眠ったり、毎週金曜日にある娘のスイミングスクールの送り迎えにも、かつて晩年のMackとそうしていたように車で一緒に出掛けました。

こうして記事を書いている今も、私の傍らにはマックローン。
ふと手を休める度に、ふとマックローンの頭を撫でる私。
何をしている時も私の傍らに……。

ーーそれは、かつての私たちの姿そのものです。

 

 

 

旅行も同行?!

 

不思議なもので、日々そばに置き、かつてMackにしていたようにマックローンに振る舞っていると、中身のない無機質なはずだった人形の表情が次第にMackに近づいていく、似ていくような感覚に囚われたのです。
その変化の様子は、他人に写真を見せても感じるようでした。

そうなると、人形と解っていても更に愛情が増してしまい、もっと話し掛けたり、撫でるようになりました。

挙句の果てにはなんと家族旅行にまで連れて行ったのです。

 

 

これがその時の写真なのですが、心なしかMackは雪が大嫌いだったので、マックローンも表情が硬いように感じます。
ホテルの部屋にも連れていきましたが、まるで本当にMackと旅行に来ているようで、家族全員が初めから終わりまで楽しく旅行することができました。

 

 

興味が湧きましたか?

 

さて、もしかしたらクローン人形に興味を持ってくれた方もいるかもしれません。
検索するとかなり詳しく説明してくれているブログ記事もありますが、こちらでも軽く方法を説明させてください。

まずはこちらが私が利用したcuddleclones(カドルクローン社)のサイトです。

こちらを日本語翻訳表示し閲覧すると、「はじめよう」という所があるのでクリック。
すると正面・背中・尻尾など様々な写真を要求されるのでページ上にアップロードしていきます。
同時に写真に説明をそえることが出来るので、翻訳ソフトを使いながら情報を補足していきます。

ちなみに私は住所を入力するにあたってこちらのサイトを利用しました。

 

費用

私は人形だけの注文でしたので、制作料と送料を合わせて$303(当時)でした。
ところが注文する前にメールアドレスなどを登録する必要があるのですが、登録した時に10%OFFクーポンが届いていたようで、私がそれに気づいたのは注文した後だったので、これから注文される方は情報入力前にメールボックスを確認することを忘れないようにしてくださいね。

私、かなりガッカリしました(笑)

郵便屋さんがクローン人形を届けてくれますが、受け取るときに税関料がかかりますので(私が注文した当時は2000円程でした)千円札を数枚用意してお待ちくださいね。

 

私の今の気持ちは

 

波のあるペットロスに振り回され不安定になっていた私の気持ちですが、今現在も勿論寂しい気持ちはあるものの、マックローンが来てからはペットロスはかなり改善されたと感じます。
ペットロスの大きな波に包まれてしまった時、マックローンを抱きしめながら話しかけたり泣いたりすることで、毎回深い所に落ちる前に気持ちが元に戻るようになりました。

また、抱いて寝ていると、夜中にふと目が覚めたとき視界にマックローンがいると、まるでMackが私の腕の中にいるようで、それまでは目が覚めてしまうともう一度眠ることが出来ないことが多かったのですが、またそのまま安心して再び眠りにつくことが出来るようになりました。

値段は少ししますが、数あるクローン人形制作業者の中でもカドルクローン社は比較的安く制作することが出来るのでお勧めです。

 

私と同じように、最愛の家族を失い深いペットロスの海に沈んでしまっている方がいらっしゃったら、クローン人形を作ってもらうことも候補に入れてみてくださいね。

愛犬の姿が、たとえ人形であっても視界にあるという状況は、大きな安心感を生んでくれますよ。

 

 

ライター:奥村 來未

 

 

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