簡単!安全!食いつき最高♪
飼い主の失敗(薬を食べ物に仕込んだこと)から始まった、我が家の愛犬クリンの食べムラで悩んでいた時、ブロ友さんから「ドッグトレーナーさんが考案された、薬を飲ますのに最適な手作りおやつがあるよ!」と教えてもらったのがレバーケーキでした。
ネットで調べると、いろんな方が紹介されていて、しかも口をそろえて「食いつき抜群!」と書いてありました。
実際に作ってみましたが、めちゃくちゃ簡単で、ものすごく食いつきが良くて、レバーケーキを焼いていると我が家の3姉弟はキッチンでうろうろするくらいでした。
今回はレバーケーキのレシピをご紹介させていただきます。
準備するもの
鶏レバー 400g
小麦粉 200g
卵 1個
にんにく ほんの少し(香りづけ用)
※グルテンフリーがよければ小麦粉の代わりに米粉でもOK
※鶏レバーの代わりに豚レバーでもOK
※この分量で薄めのホットケーキ4~5枚くらいです
フードプロセッサー・大きめのボウルもご準備ください。
作り方
①鶏レバーと卵、にんにくをフードプロセッサーにいれてよく混ぜ合わせます
※レバーが滑らかになるまでしっかり混ぜ合わせた方が、火が通りやすいです。
②①をボウルに移し、小麦粉を入れてよく混ぜます
※水気があまりないので生地は固めです。混ぜるのに結構力がいります。
③フライパンにクッキングシート(またはクッキングホイル)を敷き、油をひかずに薄めに生地を流し入れます
※生地が厚くなると、めちゃくちゃ火が通りにくいです。
※クッキングシートを敷かないと焦げつきやすくなります。
④蓋をして弱火で7~8分焼き、ひっくり返し、同じくらいの時間焼きます
※竹串や菜箸などを刺し、生地がつかなければ火が通っています。
⑤レバーケーキの完成!
薄めに焼き、細切りにすると食べやすくておススメです!
保存方法と注意事項
レバーは傷みやすく、長期保存に向きません。非常に食いつきはいいですが、時間が経つと匂いも風味も落ちてしまうので、少量ずつ作ることをお勧めします。もし余ってしまったら、1~2週間くらいなら冷凍でも大丈夫だとは思いますが、食べムラのある子の場合は香りがなくなると食いつきは悪くなってしまうのでご注意ください。
冷凍した場合は、レンジでチンすると香りが強くなりますが、水分が飛んでしまうので時間は短めがいいと思います。
我が家の場合は、レバー200g・小麦粉100gで作っていました。その分量で卵1個使うとかなり生地は柔らかくなりますが、さほど問題はなかったです。
にんにくは風味付けのために使用します。香りが強いと食いつきは良くなりますが、犬ににんにくはNGといわれているので、気になる方はにんにくを入れずに作ってください。
ものすごく匂いがきついため、作った後は部屋中にレバーの香りが広がります。そして焼いている間、犬がめっちゃ興奮します笑
換気はしっかりとすることをお勧めします。
洋服に飛んでしまうと非常に取れにくいため、汚れてもいい服で作ってくださいね。
薬を仕込むのにも、食べムラのある子のおやつにも!
このレバーケーキは有名なドッグトレーナーさん(お名前失念しました)が、「愛犬にストレスなく薬を飲ませる」ために考案されたそうです。ご飯大好きな子だと、フードの上に薬を置いて食べさせても問題ありませんが、我が家のように投薬に失敗してしまうとあとで大変困ることになります(涙)
生地が柔らかく、匂いも強いため、薬を隠しやすくばれにくく、お薬嫌いの子でも与えやすいように思います。また食べムラがある子の場合は、市販のおやつを与えるよりも安心して食べさせられます。
手作りフードは分量が非常に難しいですが、我が家の場合はレバーケーキの生地に青汁の粉末を適量入れて、野菜やミネラル補給できるようにし、フードの代わりに与えていたこともあります。
犬は野菜を消化しにくいといいますが、野菜に含まれるビタミン・ミネラルは犬の健康には不可欠の栄養素なので、うちの場合は結構青汁を使うことが多いです。余談ですがクリンにシリンジで薬を与える時、少量の青汁を混ぜていますが、今のところ特に問題もなく調子はいいようです。
「レバーケーキ」で検索するとたくさんのレシピが出てきます。アレルギーや好き嫌いのあるワンコもいると思いますが、基本の作り方さえわかればアレンジもしやすいレシピなので、うちの子にあったレバーケーキをぜひ作ってあげてみてくださいね(^^♪
ライター:福井 惠子