シニア犬(老犬)の食べムラ ~食べムラで悩んでいる飼い主さんへ伝えたいこと

我が家の愛犬クリンの食べムラは、15歳の時から始まりました。

食べムラを経験し、いろんなことを知りました。食べることは決して当たり前のことではないこと、フードと薬は分けた方がいいこと、実は食べムラや食い渋りは一番精神的に堪える、ということなどです。

同じ悩みを持つ飼い主さんはたくさんいらっしゃると思います。今回は、今でも食べムラで悩んでいる飼い主のひとりとして自分なりの考えを書いていきます。

 

 

シニア犬の「食欲不振」は特別ではない

 

クリンの食べムラが始まって一番最初に思ったことは、「このままどんどん弱って衰弱していくのではないか」ということでした。若い頃は、お腹の調子が悪くなると1~2日食事抜きで様子を見るということもありましたが、この頃は普通に食欲があったので、さほど気になることはありませんでした。

 

ところがあることがきっかけで、ご飯の時間になっても何も食べないということが続き、「食べること」への欲求がみるみるなくなっていきました。今まで喜んで食べていたものですら、口にしなくなってしまいました。

「シニア犬 食べムラ」で検索して調べると、「食べないのは末期症状…」「最期は食べなくなって…」など、かなりネガティブな表現のものが多く、読めば読むほどどんどん余計に不安になりました。愛犬仲間の方も、同じようなことを言われる方が多かったです。

 

わたしたち人間でも、年齢と共に脂っぽいものを敬遠したり、食べる量が減ったりします。少し食べ過ぎてしまうとすぐに胃もたれすることもあります。歳を重ねるごとにどんどん代謝は落ち、消化機能も落ちてきます。それは犬の場合も同じことなんですよね。

 

歳を取ると、体調も常に万全ではありません。寝不足だったり、前日に胃の調子が悪いと、それだけで食べなくなることもあります。ですから、愛犬がシニアになって食欲が落ちることは、とても自然なことなのだとは思いますが、それでもやっぱりとても心配になります。

 

 

食べムラの原因を考えてみる

 

食べムラの原因として、元々食べることに執着がなかったり、単なるわがままであったりもしますが、何かしら「食べなくなった」きっかけがあったという場合もあります。これら複数のことが原因で食べない、ということもあると思います。

愛犬が食べないことは、飼い主にとってとても深刻です。食べないと体力の低下や体が冷えて代謝が低下することもありますので、少しでもいいから何か食べてほしいと願ってしまいます。

振り返ると、うちの場合は食欲不振の時には必ず原因がありました。

 

 

食べない時に考えられること

 

1.なんとなく食べたくない

2.胃腸の調子が芳しくない

3.食べにくいから食べない

4.体のどこかに痛みがある

5.食べることへの不信感

 

1.なんとなく食べたくない

 

前日に、あまり運動することなくたくさん食べた時などは、翌日なかなかご飯を食べないことがあります。シニアになると長時間寝ていることが多くなりますので、動く時間が少なくなり、胃腸の動きも悪くなっていることがあるのです。

また、鼻が利かなくなっていることも考えられます。犬にとって匂いはとても大切な情報。料理をしていると、いい匂いに誘われ居ても立っても居られず、キッチンでお座りして待ったりしますが、シニアになると そういうこともなくなってきました。

そしてもうひとつ。これはシニア犬あるあるですが、単なるわがままということも考えられます。人間同様、歳をとると犬もわがままになります。食べムラが続いている時など、手を変え品を変えいろんなものを与えてしまうと、「待っていたらもっといいものが出てくるかも」とドッグフードなどを食べなくなってしまうこともあります。

こんな時は、匂いの強いトッピングが有効です。多少の添加物もよしとして、かなり匂いが強い缶詰をトッピングしたり、ふりかけをレンジで温めて匂いを強くしたりすると食べてくれることもあります。

わがままかも、と思う場合は、少し様子を見るのもひとつです。病気や体調不良がない場合はドッグフードを下げてしまうのもひとつ。ただし、ハイシニアの場合は、好きなものをおいしく食べてもらうというのもありだと思っています。

 

 

2.胃腸の調子が芳しくない

 

歳と共に代謝が落ち、内臓の働きも悪くなります。消化の悪いものを食べたり、なんとなく胃が気持ち悪かったりすると、食欲が減退する原因になります。うちの場合は、夜中にご飯を食べたがることが多く、ご飯を欲しがるのが嬉しくてついつい食べさせてしまいます。すると翌日はなかなかご飯を食べなかったりします。

胃腸の調子が悪い時は便の状態がいつもと違ったり、腸がキュルキュル鳴ったりします。そんな時は食欲が出るまでそっとしておきます。そんな時、牛乳はとても役立ちます。牛乳は犬に与えてはダメという意見もありますが、お腹を壊さなければ問題ないですし、実際牛乳だけで数ヶ月生きた犬もいると獣医さんに聞きました。牛乳は栄養もあるし液体で飲みやすいので、なんとなく食欲がない、という時にはとても助かります。

お腹の音が数日治まらなくて食欲がない場合は、胃腸炎・膵炎など、病気の可能性があります。数日続く場合は病院に行くことをおすすめします。こじらせてしまうと長引いてしまうこともあります。シニア犬の場合、こじらせると本当にやっかいですし、命に係わるような大事になる可能性もありますから、様子がおかしいと思ったら診察を受けることを強くおすすめします。

 

 

3.食べにくいから食べない

 

今まではパクパク食べていたフードも、歯の状態が悪くなったり、顎の力が弱まったりすることで、食べにくくなっていることも考えられます。

うちの場合、咥えたおやつをポロっと落としたり、それまで大好きだったキャベツの芯などを食べなくなったことで、顎の力がなくなったとわかりました。それ以来、食べやすい形状に小さくカットしたり、フードを砕いてやることで食べるようになりました。犬って案外繊細で、食べられないと食べなくなってしまうことがありますので、もし思い当たることがあれば、試してみてくださいね。

 

 

4.体のどこかに痛みがある

 

体のどこかに痛みがある場合は、明らかにいつもと違う行動をとります。うちのクリンは、15歳の時に膵炎の疑いで入院しました。入院する2日前、食欲が落ちたため血液検査を受けたところ、CRPが上がっていて抗生剤を投与しました。ところがその翌日から全く食べなくなり、お祈りのポーズといわれる、お座りの姿勢で頭を床につけてじっと動かなくなり、その場で失禁していました。朝になりすぐに病院に駆け込んだところ、すぐに入院になってしまいました。

また、クリンには子宮の痛みがあったようです。セカンドオピニオンを受けた病院で、子宮の痛みがあることを指摘されました。(触診で発覚しました)

手術後摘出した子宮を見せてもらいましたが、片方が通常の2倍くらいに腫れあがっていました。ずっと気持ち悪いような痛いような状態だったから、食欲も出なかったんだと思うと言われたときは、気づいてあげられなかったことを悔みました。

 

体のどこかに痛みがある時は、何らかのサインがあります。

寝てばかりいる・失禁・軟便・腸から音がする・吐く・うずくまるなど、いつもと違う様子なら、すぐに獣医さんに相談することをおすすめします。特にシニアの場合は、たった1日処置が遅れただけで重篤な状態になることもあります。

 

 

5.食べることへの不信感

 

とても耳が痛い話です。冒頭の「あること」=クリンの食べムラのきっかけは、薬を飲ませるためにフードに混ぜてしまったことでした。それまでは、どんな薬でもご飯の上に乗せて飲ませていました。

ご飯を食べない、ということがなかったので、この方法は有効でしたが、食べムラが始まり、ご飯を食べない時に、とにかく薬を飲ませることに必死になり、食べ物に隠して無理に食べさせようとしたんです。

結局隠していたことがばれてしまい、ただの食べムラが、食べること自体を嫌がるようになってしまいました。これは飼い主として最大の失敗であり、今でもクリンに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

 

食べムラを怖がらないで

 

我が家では、クリンが15歳の時から約3年食べムラで悩んでいます。

食べムラは定期的にやってきます。食べムラの時期がやってくると、毎回あれこれ悩みながらフードを替えてみたり、トッピングを工夫したり、次から次へと缶詰を開けては食べない…を繰り返し、冷蔵庫の中はクリンの食べなかったものでいっぱいになることもありました。

愛犬が食べないことって、飼い主の精神的なダメージが大きいんですよね。このまま食べなかったらどうしようと落ち込み、実際わたしはノイローゼのようになってしまいました。毎日眠れずにいろいろ考えては泣いてみたり、ネットで検索しては落ち込んだり、今考えると本当におかしかったと思います。

でも、どれだけ食べなくても、お腹が減ると必ず何かを口にします。病気が原因の食欲不振でない限り、食べムラはいつか治まります。

 

特にシニア犬は、食べるスイッチが入りにくいという場合もあります。若い頃より運動量も減り、お腹があまり空かないということもあります。そんな時は「もっと食べたい」「お腹が減った」というスイッチを入れてあげるのもひとつの手です。スイッチは、大好物のおやつや、人間の食べるもので甘いものも結構有効です。

カステラ、バームクーヘン、バニラアイスクリーム、加糖ヨーグルトなど、お腹が減っている時はものすごく食いつきます。これは奥の手としておすすめです。

クリンの場合は、先にカステラだけを与え、食いついてきたらフードの上にカステラを小さくちぎったものをトッピングして食べさせたりします。これを我が家では「呼び水」と呼んでいます。

トッピングだけ先に食べてしまい、フードだけ残ると食べなくなることもありますので、食べている最中にトッピングを横から追加したり牛乳を入れたりして、そのまま止まらず食べ続けるようにしています。

ちなみに犬は、甘い味はおいしく感じるそうです。カスタードクリームなど、甘い匂いで釣るのも我が家では有効でした。

 

 

愛犬に食べムラや食い渋りが出た時に大切なことって?

 

今、愛犬の食べムラで悩んでいる飼い主さんへ。

シニア犬でも食べムラから何度も復活している子もいます。もし持病や体調不良などがないのであれば、あまり深刻に悩まないでください。1日2日食べなくても、お腹が減ったら必ず食べてくれます。我が家のわがままシニア犬は、15歳から3年食べたり食べなかったりを繰り返していますが、今でも元気に過ごしていますから。

 

何よりも愛犬にとって一番ダメージが大きいのは、飼い主さんの悲しい顔や、食べないことを叱られることです。

犬って飼い主の精神状態をよく理解しているんですよね。クリンが食べなくてイライラしたり怒ったりすると、元気がなくなったり余計に食べなくなったりしましたが、ご飯を食べた時に「すごいね~~!」と褒めると、食べるスピードがアップします。ああ、犬ってちゃんとわかってるんだな、とつくづく思いました。

 

犬にとっての一番の良薬は、飼い主さんの愛情であり、飼い主さんの笑顔です。

 

たとえ食べなくても、どうか怒らないであげてください。大丈夫大丈夫、お腹が減ったら食べようね!と笑顔で接してあげてください。

 

 

 

ライター:福井 惠子

 

 

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シニア犬(老犬)の食べムラ ~食べムラで悩んでいる飼い主さんへ伝えたいこと” に対して1件のコメントがあります。

  1. 田中知子 より:

    私も16歳のダックスを飼っています。
    数日前に母犬を見送り 元々食べムラのある息子犬が食べなくなり、ノイローゼになりそうでした。
    少し気持ちが楽になりました。
    みんな 食べムラには苦労してるですね。死んでしまう心配より、今 食べたくない意志表示してるワンコを少し力を抜いて見守るようにしてみます。

    1. 福井 惠子 より:

      田中様

      初めまして。
      数日前にお母さんワンコをお見送りされたとのこと、田中様もとてもお辛い中、コメントをありがとうございます。
      大切なお母さんワンコさんとのお別れ、田中様もとてもお辛い状態だったと思います。
      息子ワンコさんは、お母さんが旅立ったことにとても心を痛めておられるから、食欲が余計に落ちてしまわれたのかもしれませんね。
      これは我が家のクリンのことですが、フードを食べなくても、体に大きな影響はありませんでした。
      息子ワンコさんよりも年上の年齢でも大丈夫だったので、きっと息子ワンコさんもお腹が空いたら何か口にしてくれると思います^^
      もしアレルギーがなければ、牛乳をあげるといいと以前の主治医の先生から聞きました。うちも牛乳には助けられました。
      息子ワンコさんの食べムラが少しでも改善されますよう、願っております。

      数日仕事で留守にしていたため、返信が遅れて大変申し訳ありませんでした。
      お母さんワンコさんのご冥福をお祈りいたします。

      うちで試してよかったことなど、何かお役に立てる情報があれば、共有させていただきますね。
      いつでもご連絡くださいませ。

  2. みやっち より:

    我が家のマルチーズのリラ。15歳の誕生日を迎えた途端に、食べムラが激しくなり、以前なら喜んで食べていた缶詰が消費されずに山積み、あれこれと美味しそうな缶詰を買っては試し、タッパーに移した残りものが増えていく現状に悩んでいました。また、喜んで食べる缶詰に薬を隠したら、それも警戒して食べなくなる、というのもありました…。
    こちらの記事を読み、少し安心しました。ありがとうございました。。

    1. 福井 惠子 より:

      みやっち様

      コメントありがとうございます。
      リラさんが食べムラが激しくなられたのこと、とても心配ですよね。
      うちも投薬から食べムラ・食い渋りが始まり、以来ずっと悩み続けていました。
      冷蔵庫が食べないものであふれ、封を切ったドッグフードが溜まっていき、どんどん気持ちが追い詰められてしまいますよね。
      もうお試しかもしれませんが、常用薬がおありであれば、シリンジは本当におススメです。
      我が家もシリンジのおかげで、薬を飲んでくれない悩みから解放され、かなり心が楽になりました。
      もしご質問等があれば、いつでもご連絡くださいね。
      ワンコはおかあさんが大好きで、おかあさんの笑顔を見ると安心してくれます。
      少しでもお気持ちが楽になり、大好きなリラさんと楽しい時間をお過ごしになられますように。

      1. みやっち より:

        投薬へのアドバイス、ありがとうございます。ちょうど獣医さんから犬用粉末ミルクと一緒に2本のサイズ違いのシリンジを出してもらったので、イラスト入で解説くださっている別ページの記事を見ながら、試してみようと思います。食事は食事、薬は薬で、少しずつ食への警戒感をなくせるよう、やってみます。(◍•ᴗ•◍)

        1. 福井 惠子 より:

          みやっち様

          リラさんがシリンジに慣れてくれたらいいですね。
          クリンがひどい食べムラの時、獣医さんから牛乳だけで何か月も頑張った子もいると聞き、すごく救われたことがありました。
          実際クリンも、リラさんと同じ年で食べムラ・食い渋りが始まり、それから4年もすごしてくれました。
          その経験から、多少食べなくても大丈夫と思えるようになりました^^
          食べない悩みは飼い主の心にとても負担があります。どうか、みやっち様の心が少しでも軽くなりますように。
          何かあればいつでもご連絡くださいね。
          リラさんが食べてくれますように。

  3. ひなぼん より:

    はじめまして。
    我が家の食欲ムラは、推定13歳のシーズー のはなちゃんといいます。保護犬なので正確な年齢はわかりません。
    実は先月 同居犬が亡くなり、それからすぐにはなちゃんは老化現象が出始めました。徘徊や目も耳も機能しなくなったようで呼びかけにも反応しなくなりました。
    食事は本当にムラが激しく、食べない時は何を出しても口を開けてくれません。
    福井さんが仰る通り「このまま衰弱してしまうのではないか」といつも心配でたまらず涙が出てきます。
    かと思うと次の日はバクバク食べたり、全く予測がつきません。

    シニアの頑固さの現れでしょうか。
    急にひとりになってしまってメンタル面で何か感じているのでしょうか。
    はなちゃんには元気で長生きしてもらいたいです。

    福井さんのコラムを拝見して 同じ状況のクリンちゃんと前向きに向き合って「大丈夫ですよ」と仰ってくださっているのを見て少し気持ちが楽になりました。
    私もはなちゃんと前向きに付き合っていこうと思いました。
    ありがとうございました。

    1. 福井 惠子 より:

      ひなぼん様

      はじめまして。コメントありがとうございます。
      はなさんは元保護犬とのこと、最高のご家族ができて、とても幸せですね。
      保護犬さんは、たくさんの辛い過去と悲しい思い出やトラウマがある子が多いと聞きます。
      我が家のビーグルはペットショップの売れ残りでしたが、今でも些細なことで怖がることがあります。
      きっとはなさんは、安心して歳をとれると思ったのかもしれませんね。

      同居犬さんが旅立たれてから老化現象が始まったとのこと、実は我が家でも同じような経験があります。
      うちの次女ニコが、昨年10月に旅立ちましたが、ニコが旅立ってからクリンの老化が進んだように思います。
      ニコが心臓発作から旅立つまでの10日間、クリンはほとんど手がかからず、しっかりニコの傍についていてやることができました。

      ワンコって、そういうことを全部わかっているのかもしれないなと思っています。
      はなさんは、大好きなママに心配かけまいとして、同居犬さんが頑張っている間は自分に手がかからないようにしていてくれたのかもしれませんね。
      そう思うと、より愛おしく思えますよね^^

      保護犬さんがわがままを言えるというのは、心を開いているということでもあると思います。
      ひなぼんさんの元だったら甘えても大丈夫と思って、安心して過ごしているのかもしれませんね。

      クリンは今年の3月、19歳で大往生してくれました。
      食ムラや食い渋りがあっても、それから4年元気に過ごしてくれましたから、はなさんもきっと大丈夫だと思います。

      パクパク食べられるというのは、お腹が空いている証拠です。自分で食べられることがとても幸せなことです!
      老化により匂いがわかりにくくなっている可能性もありますから、匂いの強いトッピングに変えたり、お口の中にトラブルがある可能性もありますから、フードを細かくして食べやすくして様子見してみるのもいいかもしれませんね。
      もしすでに試されていたら申し訳ありません。

      もしわたしの経験でお役に立てることがあれば、いつでもご連絡くださいね。
      ひなぼんさんとはなさんが、これからも幸せで穏やかな毎日が送れますように。

      福井 惠子

  4. コパン より:

    はじめまして。
    2002年に2歳と言われて引き取ったカニンヘンダックスがいました。
    今年の11月3日に亡くなりました。

    食べムラはもともとあり、フードを色々と工夫してあげていました。また、腎臓の値が高いとのことで1年ほど点滴に通っていました。時折吐いてしまうこともあり、その際には病院で吐き気止めと点滴をしていただいていました。
    そんな時に子犬を迎えることを決め、ワクチンが終わるまでは接触は控えた方がいいと獣医の先生にも言われたこと、また、先住犬の受入れ状況がまだわからなかったので、ケージに入れて、そのケージをソファや柵で隔離して見えないようにして飼っていました。当日は何も気づいていないようで、よく食べて寝ましたが、翌朝はなかなか起きてこなくて少し心配していました。関東には大きな台風もあったので、その影響もあったのかなと今では思いますが、わかりません。
    そこから数日は特に変化はなかったように思うのですが、少しして吐いたので、吐き気止めを打ってもらいました。夜は軽めの食事にとのことで、少し食べさせました。
    この頃食べムラは少しひどくなり、トッピングをしたり、毎日替えたりおやつを増やしたりとあれこれ与えていました。替えた直後はよく食べました。特に食べたのは動物病院専用のチュールで、1日に2~3本食べましたが、これもすぐに飽きたようでした。
    10月の後半からめっきり食事量が減ってしまい、歯もなかったのでペースト食に切り替えました。鼻に入ってしまって、少し辛そうでしたが、1日半分くらいは食べました。(シニア期1キロくらいで適量は2袋のところ、1袋の半分です)
    この頃から点滴に毎日通い、食べれるものは何でも与えるようにと言われ、あれこれあげましたが、あまり改善することはなく、日に日に痩せていき、点滴と薬が効いたような時だけ少し食べる感じでした。亡くなる前日の夕方にも少し食べましたが、その後寝て、夜中に息が荒くなったりなどを繰り返し、翌日の明け方に息を引き取りました。
    接触は一度もさせておらず、常に先住犬を大事にしてきたつもり(寝てから子犬の世話をするなど)ではありますが、何かしらのストレスが影響したのでしょうか。それとも高齢からくる食べムラだったのでしょうか。
    いろいろと検索したり、犬のストレスについて調べたのですが、わかりません。

    1. 福井 惠子 より:

      コパン様

      はじめまして。コメントありがとうございます。
      先住犬さんが旅立たれたとのこと、心よりご冥福をお祈りいたします。
      ふたりめをお迎えになられたとのこと、それが原因でストレスから食欲が落ちてしまったかもしれないと心を痛めておられるのでしょうか。

      2002年に2歳ということは、19歳!とても大切にしてこられたんだと思います。
      うちもそうでしたが、少しずつできないことが増え、量が食べられなくなったり、飲み込みが悪くなったり、目で見てわかるほど衰えていきました。
      内臓機能が少しずつ衰えていっていたようにも思います。だから食べても吐いてしまったのではないのかと思いました。

      毎日一生懸命介護され、少しでも不安があれば病院へ走り、最善の治療をされていたのだと思います。
      きっと、コパンさんの気持ちは先住犬さんに伝わっていたと思います。

      最後に少し息が荒くなって…ということですが、きっと心臓も少しずつ弱っていっていたのではないでしょうか。
      心臓に不具合があって当たり前の年齢ですから、寿命を生き抜いて満足して旅立ったのだと思います。
      うちも心臓で亡くしていますが、ろうそくの火が消えるように弱っていきました。

      ワンコって飼い主の気持ちをしっかりわかっていると思います。
      大事に大事にしてもらって、とても感謝していたと思います。
      ちなみにうちのクリンも19歳で旅立ちましたが、毎日ほぼ一緒に過ごしていたのに、仕事で出かけている時に旅立ちました。
      きっとわたしがおろおろすることをわかって、わざわざいない時を選んだのかな、と思っています。

      先住犬さんが旅立ったのは、わたしたち人間でいうところの多臓器不全、いわゆる老衰だったのではないでしょうか。
      クリンも晩年は他のワンコのことなんて気にもしなくなりました。自分のことで一生懸命になるくらい頑張ってくれていたのだと思っています。
      先住犬さんの食べムラ・食い渋りについては、老化による食欲低下だったのではないかと思います。
      老犬は匂いもわからなくなってしまいますし、強い匂いのものにしか反応しなくなりますよね。
      だから今まで好きだったものも食べなくなってしまったのではないでしょうか。

      これから新しい子との生活になりますが、きっと先住犬さんが見守っていてくれると思います。
      コパンさんとワンコさんが、ずっとずっと楽しく幸せに過ごせますように。

      追伸
      返信が遅くなり、大変申し訳ありませんでした。
      もしお聞きになりたかったことと違っていたらすいません。
      これからもどうぞよろしくお願いいたします。

      1. コパン より:

        福井様

        ご返信ありがとうございます。
        どうしても私が子犬を連れてきたことが原因なのではないかという考えが残ってしまい、後悔の毎日でした。

        >ワンコって飼い主の気持ちをしっかりわかっていると思います。
        大事に大事にしてもらって、とても感謝していたと思います。
        ちなみにうちのクリンも19歳で旅立ちましたが、毎日ほぼ一緒に過ごしていたのに、仕事で出かけている時に旅立ちました。
        きっとわたしがおろおろすることをわかって、わざわざいない時を選んだのかな、と思っています。

        先住犬さんが旅立ったのは、わたしたち人間でいうところの多臓器不全、いわゆる老衰だったのではないでしょうか。
        クリンも晩年は他のワンコのことなんて気にもしなくなりました。自分のことで一生懸命になるくらい頑張ってくれていたのだと思っています。

        上記のコメントを読んで、我が家のコパン(先住犬の名前でした)もとても一生懸命頑張って生きようとしてくれていたと思えるようになりました。
        まだまだ悲しい気持ちは残り、泣くこともあると思いますが、17年も一緒にいてくれたコパンにありがとうという気持ちをもって、新しいワンコと過ごしていきたいと思います。
        ご丁寧にコメントをください、どうもありがとうございました。

        1. 福井 惠子 より:

          コパンママ様

          こちらこそありがとうございます^^
          コパンさんがとても幸せだったことはわかります。
          たとえおちびさんの存在を知っていたとしても、自分が大切にされていることも、ママが一生懸命お世話してくれたこともわかっていると思いますし、それが原因だなんてとんでもない!
          そんな風に思ったら、それこそコパンさんに叱られてしまいますよ。

          当たり前に一緒にいてくれた存在が見えなくなってしまうことは本当にさみしいし悲しいです。
          ペットロスは一生だと思っているので、お互い泣きたいだけ泣きましょう。
          いっぱい泣いて、いっぱい悲しんで、いっぱい後悔したとしても、可愛いお顔や楽しかった思い出をふと思い出して笑顔になれたらそれでいいと思っています。
          中には「いつまでも泣いていたらお空で悲しむよ」というご意見もあると思いますが、悲しみに期限なんてないと思っていますし、どれだけ泣いてもいいと思うんです。
          出会えたことに感謝していれば、気持ちは伝わると思っていますし、あの子たちが悲しむことはないと考えています。

          -17年も一緒にいてくれたコパンにありがとうという気持ちをもって、新しいワンコと過ごしていきたいと思います。

          このお気持ちがすべてですよね!きっとコパンさんにしっかりと届いて、コパンさんが大好きなママとおちびさんのこと、ずっと見守っていてくれると思います。
          コパンママさんとおちびさんが、ずっとずっと楽しく幸せに過ごせますように。
          ありがとうございました。

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