シニア犬(老犬)の食べムラ ~食べムラで悩んでいる飼い主さんへ伝えたいこと

我が家の愛犬クリンの食べムラは、15歳の時から始まりました。
食べムラを経験し、いろんなことを知りました。食べることは決して当たり前のことではないこと、フードと薬は分けた方がいいこと、実は食べムラや食い渋りは一番精神的に堪える、ということなどです。
同じ悩みを持つ飼い主さんはたくさんいらっしゃると思います。今回は、今でも食べムラで悩んでいる飼い主のひとりとして自分なりの考えを書いていきます。
シニア犬の「食欲不振」は特別ではない
クリンの食べムラが始まって一番最初に思ったことは、「このままどんどん弱って衰弱していくのではないか」ということでした。若い頃は、お腹の調子が悪くなると1~2日食事抜きで様子を見るということもありましたが、この頃は普通に食欲があったので、さほど気になることはありませんでした。
ところがあることがきっかけで、ご飯の時間になっても何も食べないということが続き、「食べること」への欲求がみるみるなくなっていきました。今まで喜んで食べていたものですら、口にしなくなってしまいました。
「シニア犬 食べムラ」で検索して調べると、「食べないのは末期症状…」「最期は食べなくなって…」など、かなりネガティブな表現のものが多く、読めば読むほどどんどん余計に不安になりました。愛犬仲間の方も、同じようなことを言われる方が多かったです。
わたしたち人間でも、年齢と共に脂っぽいものを敬遠したり、食べる量が減ったりします。少し食べ過ぎてしまうとすぐに胃もたれすることもあります。歳を重ねるごとにどんどん代謝は落ち、消化機能も落ちてきます。それは犬の場合も同じことなんですよね。
歳を取ると、体調も常に万全ではありません。寝不足だったり、前日に胃の調子が悪いと、それだけで食べなくなることもあります。ですから、愛犬がシニアになって食欲が落ちることは、とても自然なことなのだとは思いますが、それでもやっぱりとても心配になります。
食べムラの原因を考えてみる
食べムラの原因として、元々食べることに執着がなかったり、単なるわがままであったりもしますが、何かしら「食べなくなった」きっかけがあったという場合もあります。これら複数のことが原因で食べない、ということもあると思います。
愛犬が食べないことは、飼い主にとってとても深刻です。食べないと体力の低下や体が冷えて代謝が低下することもありますので、少しでもいいから何か食べてほしいと願ってしまいます。
振り返ると、うちの場合は食欲不振の時には必ず原因がありました。
食べない時に考えられること
1.なんとなく食べたくない
2.胃腸の調子が芳しくない
3.食べにくいから食べない
4.体のどこかに痛みがある
5.食べることへの不信感
1.なんとなく食べたくない
前日に、あまり運動することなくたくさん食べた時などは、翌日なかなかご飯を食べないことがあります。シニアになると長時間寝ていることが多くなりますので、動く時間が少なくなり、胃腸の動きも悪くなっていることがあるのです。
また、鼻が利かなくなっていることも考えられます。犬にとって匂いはとても大切な情報。料理をしていると、いい匂いに誘われ居ても立っても居られず、キッチンでお座りして待ったりしますが、シニアになると そういうこともなくなってきました。
そしてもうひとつ。これはシニア犬あるあるですが、単なるわがままということも考えられます。人間同様、歳をとると犬もわがままになります。食べムラが続いている時など、手を変え品を変えいろんなものを与えてしまうと、「待っていたらもっといいものが出てくるかも」とドッグフードなどを食べなくなってしまうこともあります。
こんな時は、匂いの強いトッピングが有効です。多少の添加物もよしとして、かなり匂いが強い缶詰をトッピングしたり、ふりかけをレンジで温めて匂いを強くしたりすると食べてくれることもあります。
わがままかも、と思う場合は、少し様子を見るのもひとつです。病気や体調不良がない場合はドッグフードを下げてしまうのもひとつ。ただし、ハイシニアの場合は、好きなものをおいしく食べてもらうというのもありだと思っています。
2.胃腸の調子が芳しくない
歳と共に代謝が落ち、内臓の働きも悪くなります。消化の悪いものを食べたり、なんとなく胃が気持ち悪かったりすると、食欲が減退する原因になります。うちの場合は、夜中にご飯を食べたがることが多く、ご飯を欲しがるのが嬉しくてついつい食べさせてしまいます。すると翌日はなかなかご飯を食べなかったりします。
胃腸の調子が悪い時は便の状態がいつもと違ったり、腸がキュルキュル鳴ったりします。そんな時は食欲が出るまでそっとしておきます。そんな時、牛乳はとても役立ちます。牛乳は犬に与えてはダメという意見もありますが、お腹を壊さなければ問題ないですし、実際牛乳だけで数ヶ月生きた犬もいると獣医さんに聞きました。牛乳は栄養もあるし液体で飲みやすいので、なんとなく食欲がない、という時にはとても助かります。
お腹の音が数日治まらなくて食欲がない場合は、胃腸炎・膵炎など、病気の可能性があります。数日続く場合は病院に行くことをおすすめします。こじらせてしまうと長引いてしまうこともあります。シニア犬の場合、こじらせると本当にやっかいですし、命に係わるような大事になる可能性もありますから、様子がおかしいと思ったら診察を受けることを強くおすすめします。
3.食べにくいから食べない
今まではパクパク食べていたフードも、歯の状態が悪くなったり、顎の力が弱まったりすることで、食べにくくなっていることも考えられます。
うちの場合、咥えたおやつをポロっと落としたり、それまで大好きだったキャベツの芯などを食べなくなったことで、顎の力がなくなったとわかりました。それ以来、食べやすい形状に小さくカットしたり、フードを砕いてやることで食べるようになりました。犬って案外繊細で、食べられないと食べなくなってしまうことがありますので、もし思い当たることがあれば、試してみてくださいね。
4.体のどこかに痛みがある
体のどこかに痛みがある場合は、明らかにいつもと違う行動をとります。うちのクリンは、15歳の時に膵炎の疑いで入院しました。入院する2日前、食欲が落ちたため血液検査を受けたところ、CRPが上がっていて抗生剤を投与しました。ところがその翌日から全く食べなくなり、お祈りのポーズといわれる、お座りの姿勢で頭を床につけてじっと動かなくなり、その場で失禁していました。朝になりすぐに病院に駆け込んだところ、すぐに入院になってしまいました。
また、クリンには子宮の痛みがあったようです。セカンドオピニオンを受けた病院で、子宮の痛みがあることを指摘されました。(触診で発覚しました)
手術後摘出した子宮を見せてもらいましたが、片方が通常の2倍くらいに腫れあがっていました。ずっと気持ち悪いような痛いような状態だったから、食欲も出なかったんだと思うと言われたときは、気づいてあげられなかったことを悔みました。
体のどこかに痛みがある時は、何らかのサインがあります。
寝てばかりいる・失禁・軟便・腸から音がする・吐く・うずくまるなど、いつもと違う様子なら、すぐに獣医さんに相談することをおすすめします。特にシニアの場合は、たった1日処置が遅れただけで重篤な状態になることもあります。
5.食べることへの不信感
とても耳が痛い話です。冒頭の「あること」=クリンの食べムラのきっかけは、薬を飲ませるためにフードに混ぜてしまったことでした。それまでは、どんな薬でもご飯の上に乗せて飲ませていました。
ご飯を食べない、ということがなかったので、この方法は有効でしたが、食べムラが始まり、ご飯を食べない時に、とにかく薬を飲ませることに必死になり、食べ物に隠して無理に食べさせようとしたんです。
結局隠していたことがばれてしまい、ただの食べムラが、食べること自体を嫌がるようになってしまいました。これは飼い主として最大の失敗であり、今でもクリンに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
食べムラを怖がらないで
我が家では、クリンが15歳の時から約3年食べムラで悩んでいます。
食べムラは定期的にやってきます。食べムラの時期がやってくると、毎回あれこれ悩みながらフードを替えてみたり、トッピングを工夫したり、次から次へと缶詰を開けては食べない…を繰り返し、冷蔵庫の中はクリンの食べなかったものでいっぱいになることもありました。
愛犬が食べないことって、飼い主の精神的なダメージが大きいんですよね。このまま食べなかったらどうしようと落ち込み、実際わたしはノイローゼのようになってしまいました。毎日眠れずにいろいろ考えては泣いてみたり、ネットで検索しては落ち込んだり、今考えると本当におかしかったと思います。
でも、どれだけ食べなくても、お腹が減ると必ず何かを口にします。病気が原因の食欲不振でない限り、食べムラはいつか治まります。
特にシニア犬は、食べるスイッチが入りにくいという場合もあります。若い頃より運動量も減り、お腹があまり空かないということもあります。そんな時は「もっと食べたい」「お腹が減った」というスイッチを入れてあげるのもひとつの手です。スイッチは、大好物のおやつや、人間の食べるもので甘いものも結構有効です。
カステラ、バームクーヘン、バニラアイスクリーム、加糖ヨーグルトなど、お腹が減っている時はものすごく食いつきます。これは奥の手としておすすめです。
クリンの場合は、先にカステラだけを与え、食いついてきたらフードの上にカステラを小さくちぎったものをトッピングして食べさせたりします。これを我が家では「呼び水」と呼んでいます。
トッピングだけ先に食べてしまい、フードだけ残ると食べなくなることもありますので、食べている最中にトッピングを横から追加したり牛乳を入れたりして、そのまま止まらず食べ続けるようにしています。
ちなみに犬は、甘い味はおいしく感じるそうです。カスタードクリームなど、甘い匂いで釣るのも我が家では有効でした。
愛犬に食べムラや食い渋りが出た時に大切なことって?
今、愛犬の食べムラで悩んでいる飼い主さんへ。
シニア犬でも食べムラから何度も復活している子もいます。もし持病や体調不良などがないのであれば、あまり深刻に悩まないでください。1日2日食べなくても、お腹が減ったら必ず食べてくれます。我が家のわがままシニア犬は、15歳から3年食べたり食べなかったりを繰り返していますが、今でも元気に過ごしていますから。
何よりも愛犬にとって一番ダメージが大きいのは、飼い主さんの悲しい顔や、食べないことを叱られることです。
犬って飼い主の精神状態をよく理解しているんですよね。クリンが食べなくてイライラしたり怒ったりすると、元気がなくなったり余計に食べなくなったりしましたが、ご飯を食べた時に「すごいね~~!」と褒めると、食べるスピードがアップします。ああ、犬ってちゃんとわかってるんだな、とつくづく思いました。
犬にとっての一番の良薬は、飼い主さんの愛情であり、飼い主さんの笑顔です。
たとえ食べなくても、どうか怒らないであげてください。大丈夫大丈夫、お腹が減ったら食べようね!と笑顔で接してあげてください。
ライター:福井 惠子
私も16歳のダックスを飼っています。
数日前に母犬を見送り 元々食べムラのある息子犬が食べなくなり、ノイローゼになりそうでした。
少し気持ちが楽になりました。
みんな 食べムラには苦労してるですね。死んでしまう心配より、今 食べたくない意志表示してるワンコを少し力を抜いて見守るようにしてみます。
田中様
初めまして。
数日前にお母さんワンコをお見送りされたとのこと、田中様もとてもお辛い中、コメントをありがとうございます。
大切なお母さんワンコさんとのお別れ、田中様もとてもお辛い状態だったと思います。
息子ワンコさんは、お母さんが旅立ったことにとても心を痛めておられるから、食欲が余計に落ちてしまわれたのかもしれませんね。
これは我が家のクリンのことですが、フードを食べなくても、体に大きな影響はありませんでした。
息子ワンコさんよりも年上の年齢でも大丈夫だったので、きっと息子ワンコさんもお腹が空いたら何か口にしてくれると思います^^
もしアレルギーがなければ、牛乳をあげるといいと以前の主治医の先生から聞きました。うちも牛乳には助けられました。
息子ワンコさんの食べムラが少しでも改善されますよう、願っております。
数日仕事で留守にしていたため、返信が遅れて大変申し訳ありませんでした。
お母さんワンコさんのご冥福をお祈りいたします。
うちで試してよかったことなど、何かお役に立てる情報があれば、共有させていただきますね。
いつでもご連絡くださいませ。
我が家のマルチーズのリラ。15歳の誕生日を迎えた途端に、食べムラが激しくなり、以前なら喜んで食べていた缶詰が消費されずに山積み、あれこれと美味しそうな缶詰を買っては試し、タッパーに移した残りものが増えていく現状に悩んでいました。また、喜んで食べる缶詰に薬を隠したら、それも警戒して食べなくなる、というのもありました…。
こちらの記事を読み、少し安心しました。ありがとうございました。。
みやっち様
コメントありがとうございます。
リラさんが食べムラが激しくなられたのこと、とても心配ですよね。
うちも投薬から食べムラ・食い渋りが始まり、以来ずっと悩み続けていました。
冷蔵庫が食べないものであふれ、封を切ったドッグフードが溜まっていき、どんどん気持ちが追い詰められてしまいますよね。
もうお試しかもしれませんが、常用薬がおありであれば、シリンジは本当におススメです。
我が家もシリンジのおかげで、薬を飲んでくれない悩みから解放され、かなり心が楽になりました。
もしご質問等があれば、いつでもご連絡くださいね。
ワンコはおかあさんが大好きで、おかあさんの笑顔を見ると安心してくれます。
少しでもお気持ちが楽になり、大好きなリラさんと楽しい時間をお過ごしになられますように。
投薬へのアドバイス、ありがとうございます。ちょうど獣医さんから犬用粉末ミルクと一緒に2本のサイズ違いのシリンジを出してもらったので、イラスト入で解説くださっている別ページの記事を見ながら、試してみようと思います。食事は食事、薬は薬で、少しずつ食への警戒感をなくせるよう、やってみます。(◍•ᴗ•◍)
みやっち様
リラさんがシリンジに慣れてくれたらいいですね。
クリンがひどい食べムラの時、獣医さんから牛乳だけで何か月も頑張った子もいると聞き、すごく救われたことがありました。
実際クリンも、リラさんと同じ年で食べムラ・食い渋りが始まり、それから4年もすごしてくれました。
その経験から、多少食べなくても大丈夫と思えるようになりました^^
食べない悩みは飼い主の心にとても負担があります。どうか、みやっち様の心が少しでも軽くなりますように。
何かあればいつでもご連絡くださいね。
リラさんが食べてくれますように。
はじめまして。
我が家の食欲ムラは、推定13歳のシーズー のはなちゃんといいます。保護犬なので正確な年齢はわかりません。
実は先月 同居犬が亡くなり、それからすぐにはなちゃんは老化現象が出始めました。徘徊や目も耳も機能しなくなったようで呼びかけにも反応しなくなりました。
食事は本当にムラが激しく、食べない時は何を出しても口を開けてくれません。
福井さんが仰る通り「このまま衰弱してしまうのではないか」といつも心配でたまらず涙が出てきます。
かと思うと次の日はバクバク食べたり、全く予測がつきません。
シニアの頑固さの現れでしょうか。
急にひとりになってしまってメンタル面で何か感じているのでしょうか。
はなちゃんには元気で長生きしてもらいたいです。
福井さんのコラムを拝見して 同じ状況のクリンちゃんと前向きに向き合って「大丈夫ですよ」と仰ってくださっているのを見て少し気持ちが楽になりました。
私もはなちゃんと前向きに付き合っていこうと思いました。
ありがとうございました。
ひなぼん様
はじめまして。コメントありがとうございます。
はなさんは元保護犬とのこと、最高のご家族ができて、とても幸せですね。
保護犬さんは、たくさんの辛い過去と悲しい思い出やトラウマがある子が多いと聞きます。
我が家のビーグルはペットショップの売れ残りでしたが、今でも些細なことで怖がることがあります。
きっとはなさんは、安心して歳をとれると思ったのかもしれませんね。
同居犬さんが旅立たれてから老化現象が始まったとのこと、実は我が家でも同じような経験があります。
うちの次女ニコが、昨年10月に旅立ちましたが、ニコが旅立ってからクリンの老化が進んだように思います。
ニコが心臓発作から旅立つまでの10日間、クリンはほとんど手がかからず、しっかりニコの傍についていてやることができました。
ワンコって、そういうことを全部わかっているのかもしれないなと思っています。
はなさんは、大好きなママに心配かけまいとして、同居犬さんが頑張っている間は自分に手がかからないようにしていてくれたのかもしれませんね。
そう思うと、より愛おしく思えますよね^^
保護犬さんがわがままを言えるというのは、心を開いているということでもあると思います。
ひなぼんさんの元だったら甘えても大丈夫と思って、安心して過ごしているのかもしれませんね。
クリンは今年の3月、19歳で大往生してくれました。
食ムラや食い渋りがあっても、それから4年元気に過ごしてくれましたから、はなさんもきっと大丈夫だと思います。
パクパク食べられるというのは、お腹が空いている証拠です。自分で食べられることがとても幸せなことです!
老化により匂いがわかりにくくなっている可能性もありますから、匂いの強いトッピングに変えたり、お口の中にトラブルがある可能性もありますから、フードを細かくして食べやすくして様子見してみるのもいいかもしれませんね。
もしすでに試されていたら申し訳ありません。
もしわたしの経験でお役に立てることがあれば、いつでもご連絡くださいね。
ひなぼんさんとはなさんが、これからも幸せで穏やかな毎日が送れますように。
福井 惠子
はじめまして。
2002年に2歳と言われて引き取ったカニンヘンダックスがいました。
今年の11月3日に亡くなりました。
食べムラはもともとあり、フードを色々と工夫してあげていました。また、腎臓の値が高いとのことで1年ほど点滴に通っていました。時折吐いてしまうこともあり、その際には病院で吐き気止めと点滴をしていただいていました。
そんな時に子犬を迎えることを決め、ワクチンが終わるまでは接触は控えた方がいいと獣医の先生にも言われたこと、また、先住犬の受入れ状況がまだわからなかったので、ケージに入れて、そのケージをソファや柵で隔離して見えないようにして飼っていました。当日は何も気づいていないようで、よく食べて寝ましたが、翌朝はなかなか起きてこなくて少し心配していました。関東には大きな台風もあったので、その影響もあったのかなと今では思いますが、わかりません。
そこから数日は特に変化はなかったように思うのですが、少しして吐いたので、吐き気止めを打ってもらいました。夜は軽めの食事にとのことで、少し食べさせました。
この頃食べムラは少しひどくなり、トッピングをしたり、毎日替えたりおやつを増やしたりとあれこれ与えていました。替えた直後はよく食べました。特に食べたのは動物病院専用のチュールで、1日に2~3本食べましたが、これもすぐに飽きたようでした。
10月の後半からめっきり食事量が減ってしまい、歯もなかったのでペースト食に切り替えました。鼻に入ってしまって、少し辛そうでしたが、1日半分くらいは食べました。(シニア期1キロくらいで適量は2袋のところ、1袋の半分です)
この頃から点滴に毎日通い、食べれるものは何でも与えるようにと言われ、あれこれあげましたが、あまり改善することはなく、日に日に痩せていき、点滴と薬が効いたような時だけ少し食べる感じでした。亡くなる前日の夕方にも少し食べましたが、その後寝て、夜中に息が荒くなったりなどを繰り返し、翌日の明け方に息を引き取りました。
接触は一度もさせておらず、常に先住犬を大事にしてきたつもり(寝てから子犬の世話をするなど)ではありますが、何かしらのストレスが影響したのでしょうか。それとも高齢からくる食べムラだったのでしょうか。
いろいろと検索したり、犬のストレスについて調べたのですが、わかりません。
コパン様
はじめまして。コメントありがとうございます。
先住犬さんが旅立たれたとのこと、心よりご冥福をお祈りいたします。
ふたりめをお迎えになられたとのこと、それが原因でストレスから食欲が落ちてしまったかもしれないと心を痛めておられるのでしょうか。
2002年に2歳ということは、19歳!とても大切にしてこられたんだと思います。
うちもそうでしたが、少しずつできないことが増え、量が食べられなくなったり、飲み込みが悪くなったり、目で見てわかるほど衰えていきました。
内臓機能が少しずつ衰えていっていたようにも思います。だから食べても吐いてしまったのではないのかと思いました。
毎日一生懸命介護され、少しでも不安があれば病院へ走り、最善の治療をされていたのだと思います。
きっと、コパンさんの気持ちは先住犬さんに伝わっていたと思います。
最後に少し息が荒くなって…ということですが、きっと心臓も少しずつ弱っていっていたのではないでしょうか。
心臓に不具合があって当たり前の年齢ですから、寿命を生き抜いて満足して旅立ったのだと思います。
うちも心臓で亡くしていますが、ろうそくの火が消えるように弱っていきました。
ワンコって飼い主の気持ちをしっかりわかっていると思います。
大事に大事にしてもらって、とても感謝していたと思います。
ちなみにうちのクリンも19歳で旅立ちましたが、毎日ほぼ一緒に過ごしていたのに、仕事で出かけている時に旅立ちました。
きっとわたしがおろおろすることをわかって、わざわざいない時を選んだのかな、と思っています。
先住犬さんが旅立ったのは、わたしたち人間でいうところの多臓器不全、いわゆる老衰だったのではないでしょうか。
クリンも晩年は他のワンコのことなんて気にもしなくなりました。自分のことで一生懸命になるくらい頑張ってくれていたのだと思っています。
先住犬さんの食べムラ・食い渋りについては、老化による食欲低下だったのではないかと思います。
老犬は匂いもわからなくなってしまいますし、強い匂いのものにしか反応しなくなりますよね。
だから今まで好きだったものも食べなくなってしまったのではないでしょうか。
これから新しい子との生活になりますが、きっと先住犬さんが見守っていてくれると思います。
コパンさんとワンコさんが、ずっとずっと楽しく幸せに過ごせますように。
追伸
返信が遅くなり、大変申し訳ありませんでした。
もしお聞きになりたかったことと違っていたらすいません。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
福井様
ご返信ありがとうございます。
どうしても私が子犬を連れてきたことが原因なのではないかという考えが残ってしまい、後悔の毎日でした。
>ワンコって飼い主の気持ちをしっかりわかっていると思います。
大事に大事にしてもらって、とても感謝していたと思います。
ちなみにうちのクリンも19歳で旅立ちましたが、毎日ほぼ一緒に過ごしていたのに、仕事で出かけている時に旅立ちました。
きっとわたしがおろおろすることをわかって、わざわざいない時を選んだのかな、と思っています。
先住犬さんが旅立ったのは、わたしたち人間でいうところの多臓器不全、いわゆる老衰だったのではないでしょうか。
クリンも晩年は他のワンコのことなんて気にもしなくなりました。自分のことで一生懸命になるくらい頑張ってくれていたのだと思っています。
上記のコメントを読んで、我が家のコパン(先住犬の名前でした)もとても一生懸命頑張って生きようとしてくれていたと思えるようになりました。
まだまだ悲しい気持ちは残り、泣くこともあると思いますが、17年も一緒にいてくれたコパンにありがとうという気持ちをもって、新しいワンコと過ごしていきたいと思います。
ご丁寧にコメントをください、どうもありがとうございました。
コパンママ様
こちらこそありがとうございます^^
コパンさんがとても幸せだったことはわかります。
たとえおちびさんの存在を知っていたとしても、自分が大切にされていることも、ママが一生懸命お世話してくれたこともわかっていると思いますし、それが原因だなんてとんでもない!
そんな風に思ったら、それこそコパンさんに叱られてしまいますよ。
当たり前に一緒にいてくれた存在が見えなくなってしまうことは本当にさみしいし悲しいです。
ペットロスは一生だと思っているので、お互い泣きたいだけ泣きましょう。
いっぱい泣いて、いっぱい悲しんで、いっぱい後悔したとしても、可愛いお顔や楽しかった思い出をふと思い出して笑顔になれたらそれでいいと思っています。
中には「いつまでも泣いていたらお空で悲しむよ」というご意見もあると思いますが、悲しみに期限なんてないと思っていますし、どれだけ泣いてもいいと思うんです。
出会えたことに感謝していれば、気持ちは伝わると思っていますし、あの子たちが悲しむことはないと考えています。
-17年も一緒にいてくれたコパンにありがとうという気持ちをもって、新しいワンコと過ごしていきたいと思います。
このお気持ちがすべてですよね!きっとコパンさんにしっかりと届いて、コパンさんが大好きなママとおちびさんのこと、ずっと見守っていてくれると思います。
コパンママさんとおちびさんが、ずっとずっと楽しく幸せに過ごせますように。
ありがとうございました。
16歳のトイプードルメスラムといいます
心臓が悪く以前から朝夕お薬も飲んでます。
歯周病で丁度一年くらい前犬歯と数本残して殆ど抜きました。
その時も心臓の事で麻酔が大丈夫かとか随分悩みましたがくしゃみも出てきたので思い切ってしました
無事生還してほっとしました
今年9月ごろから少しくしゃみが出て抗生物質から注射をしてどうにか治ってる感じですが
その頃から食べなくなってきました
まだ初めは食べてたのですがか最近とかに食べないというか
臭うけど食べない
でもササミとか菓子パンはあげると食べますがあまりそればかりでも栄養が偏る気がして心配です
獣医さんはもうよく生きてると言われるのですが私としてはもう少し元気でいて欲しいです
ステロイドを打ったり数日飲むとその間は少し食欲も出ますがまた同じ事の繰り返し
皆さんのお話を読み少し楽にはなりましたが、
色々不安だらけです
まとまらないお話になり済みません
ラムママ
はじめまして。コメントありがとうございます。
ラムさんは16歳とのこと、まだまだ長生きしてほしいですよね。少しでも長く傍にいてほしい気持ち、すごく共感いたします。
1年前に歯の処置をされたとのこと、とても勇気のある決断だったと思います。手術中はいてもたってもいられなかったですよね。
わたしのかかりつけの獣医師は「歯は万病の元だから優先して治療すべき」との考えで、うちの子も18歳10ヶ月の時に歯の処置をしてもらいました。その時も気が気でない状態でしたので、お気持ちとても共感いたします。
ラムさん、食べムラや食い渋りが出ておられるんですね。
うちのクリンは、「食べない」と「調子が悪い・痛みがある」が直結していました。
15歳で食い渋りが出始めた時は足の痛みが原因で、その時に食べ物に苦い薬を隠したことで食べること自体を嫌がるようになりました。
16歳の頃から子宮に水がたまり、内科治療をしたことで悪化させてしまい、17歳9ヶ月の時に手術するまで、ずっと疼痛のようなものがあったようで、それも食べムラ・食い渋りに拍車をかけてしまいました。
約2年間、手を変え品を変えて何とか食べさせようとしてどんどんわがままになったこともあったと思いますが、食べない原因はわがままよりも痛みや不具合が大きかったように思います。
歯の処置はしてもらいましたが、奥の歯を抜くにはリスクが高かったため、そのまま処置せずにおりましたら、体調がすぐれない時はCRPが上がってしまい、抗生剤は1ヶ月とあけずに飲ませていたと記憶しています。
なので、ラムママ様のお悩みがまるで自分のことのように感じてしまいます。
わたしの経験で参考になるかどうかわかりませんが、歯の炎症があった時、缶詰などのウェットフードを併用し、フードを細かく砕いて与えていました。
クリンもドライフードを食べてくれなくて、何とか食べさせようと思っていたのですが、ある時食べにくいのかもと思い、フードをペンチで1/4くらいにカットして与えたところ、パクパクと食べてくれるようになったんです。
また、鶏ガラスープでフードをふやかして与えたこともありました。もともとクリンは柔らかいフードはあまり好きではなかったのですが、この時はおいしそうに食べてくれました。
この鶏ガラスープは、犬友さんに教えていただいたスープで、わたしは魔法のスープと呼んでとても重宝しました。
水分補給にもなるし、食欲増進するしで、クリンの晩年はスープご飯か牛乳ご飯が定番になったほどでした。
よろしければ一度お試しになってみてください。これは本当におススメです。
【鶏ガラスープのレシピ】
①鶏ガラ1羽分を適当な大きさに切り分けます。ネックの部分は手でねじってちぎれます。
②流水で鶏ガラを洗います。血や残っている内臓などを取り除いて綺麗に洗います。
③水洗いした鶏ガラを一度さっと湯がきます。表面が白くなればOKです。
④鶏ガラをざるにあけ、お湯を捨てます。
⑤鶏ガラ100gにつき300mlの水の割合で、圧力鍋に水を入れ、湯引きした鶏ガラをいれて沸騰させます。ここに鶏の胸肉をカットして入れると、胸肉を水煮した際だけに出る栄養(名前を室ねんいたしました)が出てとてもいいと獣医さんにいわれたので、うちは入れていました。
※圧力鍋がなかったら普通のお鍋でもOKです。
⑥沸騰したらアクを取ります。アク取りが終わったらふたをして弱火~中火で30~1時間ほど煮込みます。
※普通のお鍋の場合は、ふたをして弱火で2時間くらい煮込みます。水が減ってきたら少し足してください。
⑦火を止め、鶏ガラを取り除き、荒熱を冷まして完了です。鶏ガラについた肉はホロホロと取れますので、骨が混じらないように肉を取り、フードのトッピングなどに利用できます。胸肉も同様です。
※スープは小分けにして冷凍し、使う分だけ解凍して使用してもいいですし、冷蔵保存でも4~5日は問題なかったです。
このレシピは犬友さんが獣医さんに教えてもらったそうです。人間のスープよりも手がかかりますが、初めて作ってクリンに与えた時、いやいや病がうそのようにすぐに飛びついてすごくおいしそうに飲んで、おかわりまでしてくれました。
このスープに砕いたフードを混ぜていたので、水分もしっかり摂ることができました。
ささみがお好きとのことなので、ラムさんが気に入ってくれたらいいなと思います。
菓子パンも食べられるとのこと、好きなものは食べてくれるというのは食欲があるということなので、まだまだラムさんは生きる気満々だと思います。
確かにフードや総合栄養食を食べてくれないのは悲しいですし心配にもなりますが、食べてくれさえすれば元気に過ごしてくれると思いますし、ささみを食べてくれるのであればたんぱく質も補給できますし、さほど心配はいらないのでは、と思います。
ちなみにうちのクリンがすごい勢いで食べてくれた缶詰があります。
テラカニス
テラカニスという、ドイツのお肉屋さんが作った缶詰です。これはフードのトッピングとして使用していました。フードに混ぜておいて、上に缶詰を載せてやると、パクパクとよく食べてくれたんです。
犬用としては少々値が張りますが、トマト缶くらいの大きさがあるので、うちの場合は1缶で1週間は持ちました。冷凍して小分けしておけば日持ちします。よかったら調べてみてくださいね。
すいません、長くなってしまいましたが、ラムさんは食べることそのものは嫌がっておられないようなので、食いつきのよいトッピングやスープでもしかしたらフードを食べてくれるかなと思い、いろいろと書いてしまいました。もし押し付けになっていたら申し訳ありません。
ワンコの食べない悩みって、飼い主の精神的負担がものすごく大きいですよね。
食は生に直結するので、どうしても心配になりますよね。
たとえ飼い主が望むものを食べてくれなくても、好きなものだけでも食べようとする意志がある限り、まだまだ大丈夫だと思います!
もしてこでも食べないという状態になれば、流動食や介護食もあります。まだまだ方法はありますから^^
ラムママさんとラムさんが、ずっと楽しく一緒にお過ごしになられますように。
他にも食いつきがよかったものなどもありますので、ご質問等があればどうぞ気軽にご連絡くださいね。
不安な時は、話を聞いてもらうだけでも救われます。わたしもたくさんの愛犬家の方に助けていただきました。
何かお力になれることがあれば、遠慮なくおっしゃってくださいね。
追伸
返信が遅くなり、大変申し訳ありませんでした。
お急ぎの場合は問い合わせフォームからご連絡いただくか、または直メールにてご連絡くださいませ。
wanwanlab2018@gmail.com
はじめまして、老犬、食べむらというキーワードでこちらにたどり着きました。当方、17歳半のダックスを買っていて、先月から食べむらがでてきて、大変悩んでます。このペットをみて、大変安心し、勇気づけられたので、コメントを残させてください。本当にこの年まで、全く食べることには心配のないワンコでした。いま、この年でも持病はありますが、元気に生活できてますが、なんだか食べなくなりました。うちの子の好きなビスケットを砕いてご飯にかけると、食べるのですが、嫌がるようになりました、うちも薬をたくさんいれて、ご飯食べさせてたんですが、これだけ残すようになり、ご飯も嫌がるように。。まさに書いて頂いている内容の感じでした。昨日までノイローゼに私なるかもと、心配してましたが、こちらの内容も何度も読み返し、前向きになりました。ありがとうございます。
ハイシニアのわんこですが、まだまだ一緒に生活できるように祈りながら頑張ります。
石田様
初めまして。コメントありがとうございます。
石田様のおうちのダックスさん、17歳半まではしっかり食欲があったとのこと、大切に大切にお世話してこられたんだと思います。
薬は食べないスイッチのきっかけになりますよね。うちも薬でやらかしたので、石田様のお気持ちが痛いほどわかります。
「食べない悩み」は病気の悩みとはまた違い、毎日のことですから精神的に参ってしまいますよね。
持病の薬を飲んでくれないのも心配だから、余計に食べないことが重くのしかかってしまいますし、このまま食べなくなって衰弱してしまうのでは…と考えてしまうこともあり、わたしの場合はどんどん気持ちが追い込まれてしまいました。
うちの場合、薬と食事を分けてシリンジでの投薬に切り替えたことで、本当に楽になりました。
散々やらかしてしまったので、薬の匂いがするだけで逃げていくくらい嫌がっていた子が、病院の看護士さんかトリマーさんになったような気持ちで淡々と作業のように薬を飲ませるようにしたところ、あきらめたのか結構すんなり飲んでくれるようになりました。
キッチン台にのせてハーネスで動けないように固定すると、「仕方ない」と諦めたのかもしれないなと思います。
1回薬を飲ませられなかっただけでその日はどんよりとした気持ちになり心配はつきませんでしたが、シリンジに救われました。
すぐになれますしとても簡単なので、もしお試しになられるのであれば、Amazon等で売っているテルモの5mlのシリンジでお試しになってみてくださいね。(病院等で小型犬に使用されるサイズがたいてい5mlサイズです)
→Amazonで調べたらいくつも出てきますが、10本セットで300円くらいのが一番安かったです。必要であればURLお送りしますね^^
大好きなビスケットでも食いつかなくなったとのこと、うちの場合はバームクーヘンやカステラを呼び水に使っていました。
獣医さんに聞いた話なんですが、犬は甘いものをおいしく感じるんだそうです。それを聞いて、全然食べない時はバームクーヘン・カステラと生クリームなどを使っていました。
うちの子の食べムラは15歳からはじまりましたが、それでも19歳を迎えることができました。
石田様のおうちのダックスさんも、17歳半までしっかりご飯を食べていたのですから、まだまだ大丈夫だと思います!
食べムラ・食い渋りに約4年悩まされたおかげで、手を変え品を変えていろんな方法を試したので、もし何かお聞きになりたいことやお役に立てることがあればいつでもご連絡くださいね。
食べムラや食い渋り悩んでおられる飼い主さんはとても多いと感じます。
わたしもたくさんの飼い主さんに知恵やアドバイスをいただいたり、悩みを聞いてもらったりすることで、何とか立ち向かうことができました。
どうかお1人で悩まないでくださいね。
といいつつ、わたしもしっかりノイローゼになっていたんですが(汗)
石田様家のダックスさんが、ずっと元気に過ごしてくれますように。
またご飯が大好きになってくれますように。
お悩みが少しでも軽くなり、毎日楽しくお過ごしになられますように。
ご丁寧にありがとうございました。大変親身なお返事、感謝します。
今日、いつも通っている動物病院に行ってきました。歯が痛いことも影響しているのかもということでした。2年前に歯周病の治療をしたことがあり、1本右奥歯を抜いています。そのあたりを触るととても嫌がりました。しばらく抗生剤と痛み止めで様子を見ようと言われました。
※処置をするにも年齢が年齢なので命がけになるのでとも。
思い起こせば思い当たる症状がありました。それがきっかけでご飯を嫌がるようになったのかもしれません。
これが落ち着いたら、また前のようにご飯を好きに食べてくれるように祈りながら、あまり悲しい気持ちにならないようにしていきます。
本当にご親切なコメント、ありがとうございました。このようなサイトがあったこと、大変励みになりました。それでは失礼します。
石田様
お返事遅くなり、大変申し訳ございませんでした。
食欲は戻られましたでしょうか。炎症が落ち着いて、ご飯を食べてくれますように。
うちの子も、17歳9ヶ月と18歳10ヶ月の時に歯の処置をしていただきました。
17歳8ヶ月で転院し、初めての診察で子宮に痛みがあることがわかり、避妊手術と2本の抜歯と歯の掃除をしていただいたのが17歳9ヶ月の時。
食べムラの原因は歯もあったといわれ、もっと早く転院していればと後悔しきりでした。
人間と同じで、年齢と共に今まで何ともなかったことでも大事になったりしますよね。ご心配はつきないと思います。
でも、それだけ大切ににしてもらっていることはちゃんと伝わっていると思います。
だから、きっとまだまだ長生きしてくれますね!
また何かお困りのことや、お聞きになりたいこと、誰かに話したいということがあれば、いつでも気軽にご連絡くださいね。
誰かに聞いてもらうだけでも、少し心が落ち着きますから^^
コメントをありがとうございました。実はあの後、うちの仔は胆道閉塞になり緊急入院して、命の境目をさまよっていました。食欲がなかったのは、お腹が痛かったのかもしれません。
もともと胆石があったんですが、年齢のこともあり手術はせず経過観察でいたところその石が十二指腸に詰まってしまったようです。1週間入院して石も流れて肝臓機能も少し復活して、先週の土曜日に退院し毎日点滴に通っています。(肝臓の数値は高いものの炎症の数値は下がったとのことで退院となりました。)
もうお別れだと覚悟半分、まだまだ一緒にいたい気持ちがとても混乱し、毎日、毎日泣きました。またもともと食い渋りがあったので、退院した当初は全く食べてくれず、インターネットで悪い情報ばかり目に入り、衰弱していく一方だと毎日毎日泣きながら祈るばかりでした。そんな中、こちらのサイトを何度も何度も読み返し自分の気持ちを落ち着かせてました。でも!! 今は好きなものは食べてくれます。キャベツ、ささみフレーク、さつまいもパイ、ごはんなど、、日によって食べるものは違いますが、口にしてくれるようになりました。(獣医師は食べるものは何でも食べさせて良いと)
体重も一気に減り、お肉系はいっさい口にすることなく、また、ドッグフードもほとんど食べてくれません。(気が向けば一口、二口です)
好きなものでも食べてくれることは安心なのですが、栄養や筋肉になるものを食べてくれないことの不安でいっぱいです。家に帰ってすごすときは、今までのように元気はありませんが、目もしっかりとして健やかな顔をしています。まだまだ一緒にいたいのです。
とりとめもなくすいません。このサイトの存在がどれだけ励みになったか、福井さんのコメントどれだけうれしかったか伝えたく、再度コメントさせていただきました。
では。。。。失礼します。
石田様
コメントありがとうございます。
ワードプレスのアップデートの関係で、ログインできなくなっておりコメント承認ができなくなっていたため、遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
胆道閉塞になられたとのこと、回復されて本当によかったです。
お気持ち、痛いほぢわかります。
希望をもちたくて検索するのに、出てくる情報は落ち込むものばかり…
まったく同じ経験をしていたので、わたしもその時のことを思い出しました。
好きなものなら食べてくれるとのこと、食べてくれることが素晴らしいことですから!
食べることは、生きようという気持ちですから、好きなものだけでも食べてくれるのは本当にうれしいことですね。
フードを食べてくれないことについて、もし好きなものは食べてくれるのであれば、呼び水を使ってみてもいいかもしれませんね。
ジャーキー系でささみを乾燥したものなどがお好きなら、すりがねで擦ってふりかけにしてフードにかけてあげると、食べてくれるかもしれません。
これはうちでよくやっていたんですが、市販のふりかけだと開封してしまうとどんどん匂いがなくなってしまいますが、都度擦ってあげるとすごくいい匂いがするので、食欲増進に一役かってくれました。
フード自体にすったものをまぜてコーティングするのもひとつです。
この方法で、うちもフードを食べてくれていました。
あと、砂肝を水煮にして、そのスープをかけてあげるのもおススメです。湯がいた砂肝は細かく切ってフードにまぶしてあげるととても喜んで食べてくれました。
他にも食べさせる方法をいろいろと試しましたので、わたしの経験でよければお伝えいたしますね。
まだまだ寒い日が続きます。石田様のおうちの大切な子が、ずっと元気でお過ごしになられますように。
8ヶ月ほど前にご返信コメントいただきました石田です。その節はご丁寧なアドバイスありがとうございました。とてもとても励みになりました。
その後、どんどん元気が復活して、もりもり食欲が出て生活できていました。
あんなに嫌がったドッグフードも病気になる前よりも食べてくれるようになったのです。ただ、入院のきっかけになった肝臓のために1週間に一度の点滴を通いながらの生活でした。この間はとっても元気でした。神様が奇跡を起こしてくれた!と思い、与えられた時間を大切に大切にして生活できてました。(コロナ禍が幸いに在宅勤務となり1日中一緒に過ごすことができたのです)
ですが・・・・、9月4連休に急に体調を壊し、やはり肝臓です。急遽入院することなりました。胆嚢が破裂するかもというくらいに悪化したんですが、なんとか持ちこたえ退院まではできました。ただ。。退院したときには足が立たなくなっていて、あとはみるみる弱って、ご飯も食べず、10月6日に18歳2ヶ月で永眠しました。何度も奇跡を信じて・・・。今回は奇跡は起きませんでした・・。
あのとき入院しなかったらとか、何度も病院にいかなければとか、考えてもしょうがないことばかり頭によぎります。。安らかな最期だったんですが、まだまだ一緒に生きたかった。最期の顔が頭から離れず、また、家に帰って存在がないことが寂しく、完全にペットロスです。福井さんのコメントにペットロスは一生。。ほんとにそうですよね。。このサイトのコンテンツをたくさん読んで心を落ち着かせています。ありがとうございます。
ほんとに世界で一番のお利巧な仔を育てることができました。感謝の気持ち半分
割り切れない気持ち半分の状態です。
すいません。とりとめもなく。励ましていただいたお礼とご報告をしたくご連絡いたしました。
石田様
ご冥福をお祈りいたします。
とても寂しいしお辛い時に、ご丁寧にコメントをいただきありがとうございます。
18歳2ヶ月。様々な不具合がありながら、最期まで精いっぱい生き抜かれたのだと思います。18歳は十分ご長寿ですし、それだけ大切にされたということです。
病気をしながら18歳を迎えることができることは、本当に素晴らしいことです。石田様は最高の飼い主さんです。
入院や通院の件、後悔されているとのことですが、もしそのまま病院に行かずにいたら苦しんでいたかもしれません。
適切に処置をしてもらったから、穏やかな最期を迎えられたのではないでしょうか。
安らかに旅立てたということは、そういうことだと思います。
そして最後の奇跡は、大好きな家族への恩返しだったのではないでしょうか。
元気な姿を見せて笑顔になってくれることが嬉しくて、最後まで頑張ってくれたのだと思います。石田様の家族になれたこと、すごくすごく感謝していると思います。
どれだけ精いっぱいできることをしたとしても、後悔はきっと尽きないと思います。思い出すたびに涙があふれると思います。
中には泣くと愛犬が悲しむ…という話も聞きますが、わたしは泣きたいだけ泣いていいと思っています。涙が枯れるまで泣いたら、自然と涙は止まります。そしてふと思い出して自然と笑顔になれるんですよね。
失った悲しみは、時間と共に少しずつ少しずつ寂しさに変わりますが、今ここにいない寂しさはずっと続くと思っています。でもそれだけ深く愛していたからですよね。
いつの日かわたしたちがあちらに旅立つ時に、きっと元気いっぱいの姿で迎えに来てくれると思うんです。
わたしはその日を楽しみにしています。どんな風に来てくれるのか、再会した時にはどれだけ寂しかったかいってやる~とか考えていると、自然と笑顔になれます。
大切な我が子が病気になられてからは、ずっと心と体が休まらない日々だったと思います。
長い間の介護と看護、本当に本当にお疲れ様でした。
どうか少しでもご自分をいたわってあげてくださいね。
改めて、ご冥福をお祈りいたします。これからは大好きな家族をお空から見守ってください。
はじめまして。我が家の文太君(15歳・ミニチュアダックス)の食べムラでとても悩み、ネットを検索し続け、こちらに辿り着けました。
昨年、母を在宅介護していた時に、なかなか文ちゃんに構ってあげられず、その辺りからご飯をスムーズに食べてくれなくなりました。傍に付いて声を掛けながらようやく食べてくれていたのが、先月ますます食べてくれなくなりました。呼吸も苦しそうで病院に行ったところ僧帽弁閉鎖不全症からの初期の肺水腫との診断で、心配のために、こちらも胸が苦しくなる思いでした。
心臓、肝臓の内服はしていたものの、追いつかなくなったようです。今は、利尿薬のお蔭で、随分元気になりましたが、相変わらずの食べムラで、
今日は食べてくれた、、
今日は食べてくれなかった、、
と一喜一憂の毎日です。
缶詰や手作りや試行錯誤しても
全然食べてくれないと、
無理に食べさせようとして、余計に嫌がられてしまったり、、。
このまま弱って行くのでは、、
と心配がこうじて、食べムラに
つい、ピリピリしたり、沈んだ気持ちになってしまいます。
今は、気持ちが行き詰まった時に、
度々こちらにお邪魔して、
繰り返し読ませて頂いております。ありがとうございます。
出来るだけ末永く一緒に暮らしたいと思っているので、お互いが穏やかな気持ちでいられるように過ごせると良いなぁと思います。
文ちゃんファミリー様
コメントありがとうございます。数あるサイトの中から辿り着いてくださったとのこと、とても嬉しいです。
文太さんのためにいろいろと調べられたとのこと、わたしも同じ経験をしたのでお気持ちすごくわかります。
お母様の介護をしておられたとのこと、わたしはクリンのお世話だけで精一杯で、その他のことはおざなりになっていました。
文ちゃんファミリー様がどれほど頑張っておられたか、考えただけで胸がいっぱいになります。
食べムラや食い渋りは飼い主の心を苦しめますよね。
食はすべての源ですもんね。体力が落ちないように何とか食べてほしいと思いますよね。
これはうちでやっていたことですが、あまりに食べない時に強制給餌を取り入れました。
うちで使用していたのは、シリンジとワンラックエナジー500という高栄養剤です。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B003O8NMSM/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o04_s00?ie=UTF8&psc=1
これは液体で飲ませやすいのと、非常に高栄養でクリンが食べない時にこれをご飯の代わりに飲ませていました。
これのおかげで食べる量が少なくても体重をキープすることができました。
腎臓病用のものもあり、利尿剤を飲まれているならそちらの方がいいかもしれません。
シリンジはテルモの5mlが使いやすかったです。これなら薬を飲ませる時にも使いやすかったです。
(これもアマゾンで5本セットで数百円で売っています)
無理やり食べさそうとして嫌がられてしまうのもあるあるですよね。
少しでも口に入れてくれるだけで安心できますし、胃腸が動くことで食欲を刺激することにもつながるので、おススメの方法です。
わたし自身、自分が悩みまくっている時にSNSでつながったたくさんの飼い主さんから助けていただきました。
もしわたしの経験が少しでもお役に立てるならとても嬉しいです。
食べさせるためにいろいろ試したこともありますので、もしお聞きになりたいことがあればおっしゃってくださいね。
文太さんが穏やかに健やかに、1日でも永く長生きされますように。
文ちゃんファミリー様が、心穏やかにお過ごしになられますように。
とても有難いお返事が、心に染み渡りました、、。
本当にありがとうございます。
嫌がることは避けたいと思い、強制給餌は考えたことがありませんでした。
でも、胃腸が動くことで食欲に繋がるということも大切なことですよね。
ワンラックエナジーについても、勉強不足で初めて知りました。
スイッチを入れてあげるのも大切と読ませて頂いた中に書いてあったので、人間用のはあまりあげまいとの考えを緩めて、生クリームをちょっぴり舐めさせたことで、スイッチが入ったこともありました。
また何度も読ませて頂いて、
色々参考にさせて頂きながら
思い詰めないようにして、
頑張ってみます!
お忙しい中でご丁寧な返信を、
本当にありがとうございました。
文ちゃんファミリー様
こちらこそ、ご丁寧に返信いただきありがとうございます。
ワンラック、さっそく注文されたとのこと、文太さんのお口に合えばいいですね。
シリンジはテルモの5mlが一番使いやすいですよ。
アマゾンのこれが一番安くておススメです。
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%A2-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B8-5ml-%E3%81%8A%E5%BE%97%E3%81%AA10%E6%9C%AC%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%EF%BC%81-%E6%BB%85%E8%8F%8C/dp/B075LWXNYJ/ref=sr_1_4?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=3LAZGDYDBKM24&dchild=1&keywords=%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B8+5ml&qid=1590389536&sprefix=%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B8%2Caps%2C281&sr=8-4
シニアワンコはとにかくお金がかかりますもんね。
病院代、薬代、食べムラがあるならご飯代も余計にかかります。
できるだけ安いもので済ませられると助かりますから(笑)
シリンジを使われたことがなかったら、、飲ませ方の記事もありますのでよかったら参考にしてくださいませ。
介護って1人だけでしていると思い詰めてしまいます。わたし自身がめちゃくちゃストレスでヒステリックになることもありました。
それぞれの知恵を出し合って助け合うことができたらいいなと思っています。
もしまた思いつめられたり、お1人で苦しくなられたら、どうぞ気軽にご連絡くださいね。
お話を聞くくらいはできますから^^
文太さんの体重が戻りますように!
すみません、書き漏れてしまいましたが、ワンラックエナジー500.早速購入したいと思います。
心強いアドバイスを本当に
ありがとうございました。
ご返信ありがとうごさいます。
今日、午前中に呼吸が苦しそうに乱れ、慌てて動物病院に駆け込みました。内服出来ていたのに、肺水腫が少し進んでしまったようで、点滴をして貰って来ました。
午後から仕事に出なければならず、後ろ髪を引かれる断腸の思いで出かけましたが、無事で大分元気になってお出迎えしてくれました。
本当に毎日が綱渡りです。
ついつい不安な顔を文ちゃんに見せてしまうのですが、ワンコは表情を読み取れると肝に命じて、笑顔で頑張ります。
緑内障の薬をシリンジであげているので、ワンラックエナジーも行けるのでは?!と信じてみます。
女のコのクリンちゃんに大変失礼ではありますが、文ちゃんの顔がクリンちゃんにそっくりで、
同居している私の姉が、クリンちゃんの写真を見て、「この写真、文ちゃん?」と言った程です。
なので、ご長寿のクリンちゃんにあやかって、文ちゃんにも長生きして欲しいと切に願っています。
そんな一日だったので、今日頂いたご返信の言葉が本当に有難く、涙が出て来ました。。
本当にありがとうございました。
文ちゃんファミリー様
文太さん、元気になられて本当によかったです。
うちのニコも僧帽弁閉鎖不全症が進行し、虚脱からの心停止を2回繰り返し、蘇生後に肺水腫になりました。
病院で延命できても苦しい時間を長くしてしまうだけでまた繰り返すといわれ、緩和ケアを選択し、2度目の心停止から10日後に旅立ちました。
病気に早く気づいてやれなかったことを悔やみ、重症化させてしまったことを悔やみ、苦しい思いをさせてしまったことに申し訳ない気持ちでいっぱいで、おそらく一生自分を許せないだろうと思います。
だから、余計に文太さんには長生きしてほしいと思っています。
すいません、自分の思いを勝手に押し付けてしまっています。
文太さんがクリンにとても似ておられるとのこと、とっても嬉しいです^^
文太さん、美形ですね~~~(親バカ)(笑)
どうか文太さんが、穏やかに穏やかに毎日をお過ごしになられますように。
京都から応援させていただきます!
ニコちゃんのことは、もペットロスのお話を書いておられた物を、実は一昨日読ませて頂いておりました。とても考えさせられました。私でも間違いなく二度目もなんとか戻って欲しい気持ちで蘇生を望んで行動したと思います。
もし、同じ状況になったとき、どうすへきなのかと色々考えましたが答えは出ませんでした。
ただ、そんなに想って貰っているニコちゃんは間違いなく幸せだっただろうなぁと思いました。
クリンちゃんが美系なように、文ちゃんも女のコに良く間違えられる童顔の美系です(親ばか)
こちら、北海道は、まだ八重桜が咲いており、ドッグバギーに文ちゃんを乗せて寒くないようにビニールをかけて散歩しています。
遠い京都からの力強い応援、
とても嬉しかったです!
この数日、色々助言を頂いて、
私も元気が湧いてきました。
お忙しい中で、本当にありがとうございました。
文ちゃんファミリー様
親バカ、最高ですよね♪
文太さん、めちゃくちゃ可愛いんだろうな~^^
もしかしたら文太さんとクリン、どこかで血縁関係があるかもしれませんね!そう思うとより文太さんを愛おしく感じます。
ニコのこと、ありがとうございます。
たくさんの失敗から多くのことを学びました。
ワンコってすごいですよね!この子たちのおかげで人間として成長できたと思っています。
そして同じ失敗を繰り返さないようにと、みのすけにはかなり過保護になっています(笑)
こちらこそ、本当にありがとうございました。
文ちゃんファミリー様とやりとりできてとても嬉しかったです。
お仕事に文太さんのお世話とお忙しい中、本当にありがとうございました。
文ちゃんファミリー様もお体ご自愛くださいませ。
16歳4ヵ月のダックスフンドと暮らしています。今年に入ってから、いままでのカリカリフードを好まなくなりました。あれこれ銘柄を変えながら、なんとか食事量を維持してましたが、ついに全く食べなくなって。手作り食をあげましたらしばらくは食べてくれましたが、それも食べなくなりました。水分も、とらなくなって病院へ行きましたら、脱水と腎機能低下でした。ちゅーるを使ったり、ささみの汁を使ったりして水分補給をしました。すると、少しずつ食べるようになりました。そこから1ヶ月。1日1食はしっかり食べてくれました。
でもまた、食べなくなりました。ウエットフードをあげましたが数日で飽きてしまって。
今は、おやつの類しかたべてくれません。
ささみ茹でたのも怪訝そうな顔をして逃げます。
強制給餌は、口を開けさせてくれないのでできません。断固拒否です。
もっと工夫をすれば、食べるスイッチが入りそうなきがしますが、どこにスイッチがあるか分からないです。
まだ、外を歩けるので、もどかしいです。
自然に経過をみていく方針でいこうと思ってますが、まだ、この子に無理をさせずに。わたしの努力だけで食べれるようになる方法がないのかと、考える日々です。
トランクの姉様
コメントありがとうございます。
トランクの姉様が、たくさん考えていろんな工夫をして食べてくれないかと努力されていること、とても伝わってきました。
食べないお悩みは、本当に苦しいですよね。
食いつきのいいフードと聞けば購入し、缶詰や手作りレシピも手当たり次第試して、食べてくれたら飛び上がるくらい嬉しくて、食べなくなったら落ち込んで、アドバイスされること自体が苦痛になってしまったことがあります。冷蔵庫が開けた缶詰とおやつと肉などでいっぱいになり、気持ちが追い込まれてノイローゼのようになってしまったこともあります。
なのでトランクの姉様のお気持ちが痛いほどわかります。
わたしの場合、食べないことにばかり着目してしまい、食べないそもそもの原因を考えるということをしていませんでした。
食べムラが始まったきっかけは投薬でしたが、その後子宮と歯の不具合が原因であるということがわかりました。
子宮は手術をして、歯は抜歯と歯石取りをすることで処置前よりは食べてくれるようになりました。
特に歯の場合は、フードの粒が噛みにくいということがあったようで、粒を砕いたら食べてくれたということもありました。
原因がわかったことで、工夫する方向性が定まり、それで心がかなり楽になりました。もしトランクの姉様が、ワンちゃんが食べなくなってしまったきっかけや原因について何か思い当たることがあれば、一度獣医さんに相談されてもいいかもしれません。
うちの場合、薬を飲ませようと口を無理矢理開けたことが原因で、まったく口を触らせてくれなくなりました。
病院で投薬をお願いした時に、嫌がるクリンをホールドしてシリンジですごく上手に飲ませておられるのを見てまねしてみようと思いました。
それまでは市販のペット用のシリンジを持って、クリンを追いかけまわして膝で挟んで口を開けてシリンジを突っ込もうとしていたので、めちゃくちゃ嫌がられました。小さい体でも本気の抵抗をする時はすごい力で逃げるんですよね。
病院で見たことを再現しようと、自宅のキッチンの上に載せてハーネスとリードを使って少し吊り気味にして固定し、前からでなく横からシリンジを入れてみたところ、うまく飲ませることができるようになりました。シリンジを使い始めたのはクリンが18歳になる前でしたので、約2年はシリンジを使えず、毎日薬を飲ませるのに四苦八苦していました。
たくさん失敗してたくさん後悔し、クリンにかわいそうなことをしてしまったと今でも思っています。
シリンジが使えると高栄養の液体フードを使うことができますので、すごく楽になるんですよね。
もし京都近郊にお住まいなら、ご迷惑でなければ一度試しにシリンジをもってお手伝いに伺います。うちに来ていただいても構いませんので、何か力になれることがあればおっしゃってくださいね。
ブロ友さんで、薬を飲んでくれないという子にシリンジをお勧めした時に、お近くだったのでおうちにお邪魔して実際にやり方を伝授させていただいたことがありました。その時に一度でできるようになられたことがありましたので、この方法は結構おすすめです。
今すごくおつらい状況であると思います。毎日毎日食べるか食べないか、ずっと心を痛めておられるのではないでしょうか。
ものすごく努力されておられると思いますし、ご自身のことは後回しでワンコのことを中心に生活されておられるのだと思います。
もしわたしの経験が少しでもお役に立てるならとても嬉しいです。
食べさせるためにいろいろ試したこともありますので、もしお聞きになりたいことがあればおっしゃってくださいね。
トランクの姉様さん家のワンコさんが、元気に穏やかにお過ごしになられますように。