【シニア犬】7歳を過ぎたら定期的な健康診断を

愛犬情報

犬種:ビーグル

病名・症状:なし

発症年齢:8歳

発症の経緯:加齢

治療法:なし

 

 

7歳過ぎたらシニア犬

 

我が家の愛犬みのすけは2009年生まれ。今年の8月に10歳になります。昨年10月と今年3月に続けざまにおねえちゃんたちがお空に旅立ち、ひとりっ子になって3ヶ月経ちました。

今まではおねえちゃんたちに手をとられていたので、若くて元気なみのすけにあまり手をかけてやることはできませんでしたが、みのすけだけになって改めて歳をとったなぁと感じます。

命は永遠ではありません。今は元気でも、いつ何があるかわからないからこそ、備えておくことが重要だと考えています。

今回は、病気の早期発見のために実践している「健康診断」について書きたいと思います。

 

 

健康診断①:血液検査

 

みのすけは1歳になる前に去勢手術を受けました。それから病院でお世話になるのは、フィラリア検査とワクチン接種の年2回くらい。あとは爪切り・肛門しぼりと、よく吐くということがあったので、数回検査をしてもらったことと、一度救急病院にお世話になったことがあります。突然頭をブルブルしだして、ずっと振っているような状態が続いたため、慌てて夜間救急に駆け込みましたが、外耳炎(常在菌であるマラセチアが増えてしまったことによる炎症)で点耳薬で治りました。

9歳になる今まで大きな病気をすることもなくこれたことはとてもありがたいと思います。元気とはいえ、いつどんな不具合が出るかわかりませんので、5歳を超えた頃からフィラリア検査で採血してもらったついでに、血液検査をお願いしていました。

 

血液検査にはいくつか種類があります。

CBCは一般検査といわれ、これは赤血球・白血球・血小板について調べる検査です。画像の「血液検査」がこれに当たります。白血球が高いと体のどこかで炎症が起こっていたり、ガンなどの腫瘍がどこかにある可能性が高いことがわかります。一方赤血球の数が増加していると脱水症状が出ていることがわかったりします。

血液生化学検査は、臓器の状態がわかる検査です。主に腎臓・肝臓・膵臓などの状態がわかります。画像の「血清検査」の部分です。

クリンの晩年は、多い時は毎日血液検査をしていたのでどの数値が問題かは結構詳しくなりましたが、体のどこかで異変がある場合、どの臓器が問題なのかがこの検査でわかります。

費用は病院によってまちまちですが、CBCだけだと3~4千円くらいで、CBC+生化学検査だと6~7千円でした。検査項目が増えるほど値段は高くなります。

血液検査で異常数値があれば、エコーやレントゲン、場合によってはCTやMRI、細胞診などの検査をすることになります。血液検査はたいてい具合が悪くなって病院に行った時にしてもらいますが、飼い主からの申し出でしていただくことができますので、フィラリア検査のついでに生化学検査を受けておかれるのはとてもおススメです。

みのすけも5歳の頃から毎年1回は血液検査をお願いしていました。元気食欲ありで全く問題なさそうでしたが、毎年の血液検査を受けておくだけで心から安心できました。

 

 

健康診断②:犬ドック

 

病院によっては、犬ドックをしておられるところがあります。昨年は、フィラリア検査の時に血液検査をお願いし、ワクチン接種の際にエコー検査をしてくださいましたが、今年は10歳になることもあり、ちゃんと検査をお願いしたいと思い、フィラリア検査で病院に行った時に合わせて健康診断をお願いしました。

ちなみにわたしの通っている病院では非常に安価で、3千円弱でエコー・心電図・血圧・尿検査をしてくださいます。今回はおしっこを持参しなかったので尿検査は見送りましたが、血液検査と合わせてしっかり診ていただくことができました。

そして今回の検査で、右心房に少し肥大が見られる、ということがわかりました。雑音はないのですが、聴診で少しこもった音がするといわれ、エコーで調べたところ、少しだけ肥大しているといわれました。

要経過観察で、2ヶ月後に心エコー検査をすることになりました。

 

今の病院は、とてもしっかりと検査をしてくださいます。過去他の病院で二度手術を経験しましたが、手術の日が決まって当日お預けして、終わったら引き取りにいく、というのが当たり前だと思っていました。

でも今の病院は、手術前に数回通い、血液検査と麻酔時に心停止になった際に投与する血管拡張剤が効くかどうかの検査、年齢によってはホルター心電図で手術に耐えうる心臓なのかまでしっかりと調べてもらえます。

正直お金はかかります。検査が増えれば増えるほど費用はかさみますし、治療費と薬代だけで月十数万円を支払うということも普通にありました。ネットで「愛犬にこのような症状がみられるが問題ないか」と相談されているのを見かけることがありました。言葉は悪いですが、「のんきにネットで聞いてないで、とっとと病院いって検査すればいいのに」と思いました。

飼い主さんの中には、犬にお金を使いたくないという方もおられます。たった数千円でも嫌なのでしょう。でもそういう人は犬や猫を飼わない方がいいのでは、と思っています。

ペットはお店で購入できるし、法律ではいまだに器物扱いです。でも物ではなく、命です。命を預かる以上、預かり主=飼い主には責任があると思っています。子供にお金がかかるように、犬や猫も同じくらいお金がかかります。無理する必要はないと思いますが、できる範囲でできることをした方が、後から後悔が少ないと考えています。

 

 

あとで後悔しないために

 

我が家には3頭の愛犬がいました。長女クリンは今年3月に老衰で旅立ちましたが、次女ニコは、重度の心臓疾患が原因で16歳3ヶ月で旅立ってしまいました。

ニコは心臓とアレルギー以外持病はなく、食欲も旺盛でとても元気な子でしたが、14歳で心臓疾患が見つかった時にはすでに中度まで進行していました。そして心臓病と診断されてからたった2年で旅立ってしまいました。

ニコはアレルギーがひどかったので、病院には定期的に通っていました。年1回の健康診断も受けていましたが、当時通っていた病院は、毎回聴診をしない先生だったため、症状が出てからの発見となってしまいました。もちろん早期で見つけられなかったのは先生のせいではなく、飼い主であるわたしの責任です。病院の選択が違っていれば、もっと早くに投薬治療を始められたかもしれないし、何よりももっと注意深くみていれば、体調の変化に気付けたのに、という後悔がとても大きいです。

寿命だから仕方ない、といわれるかもしれません。でも飼い主としては、やっぱり老衰で天寿を全うしてほしかった。

元気に天寿を全うしてもらうためには、異変に少しでも早く気づいてあげることしかないと思っています。

健康診断は、異変があるかないかを見極めるための方法です。シニアといわれる年齢になったら、異常が見られなくても毎年の検査を受けて、大切な愛犬の命を守ってあげてくださいね。

 

 

ライター:福井 惠子

 

 

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【シニア犬】7歳を過ぎたら定期的な健康診断を” に対して1件のコメントがあります。

  1. わんこ母 より:

    はじめまして。いつもこちらのブログ読ませて頂いています。
    問い合わせから連絡しようか迷っていまして、今回思い切って連絡しようとしたのですが、問い合わせが出来なくなっているようなので、どこから問い合わせしたら良いかと思ってこちらにコメント残しました。どうしたら良いでしょうか?本文に関係ないコメントで失礼しました。

    1. 福井 惠子 より:

      わんこ母様

      コメントありがとうございます。
      問い合わせの不具合大変申し訳ございませんでした。全く気付いておりませんでした。
      修復いたしましたので、お問合せフォームをご確認くださいませ。
      または、サイトで使用しているアドレス宛に直接お送りいただくことも可能です。

      wanwanlab2018@gmail.com

      わんこ母様のご都合のよい方からご連絡いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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