ペットロスとの付き合い方

 

 

私は以前、ワンワンラボで「ペットロスは治さなくてもいい」という記事を書きました。

周りにはまだペットロスなの?早く治して元気出して!なんて言われがちなペットロスだけど、ペットロスは悪いことでは無いのだから、治さなくてもいいんだよ。
という内容のものです。

 

しかしペットロスはとても深く苦しいものです。
前回も締めくくりに、SNSをうまく使ったり、話を聞いてくれる人に愛犬の話をすることで、ペットロスとうまく付き合っていって欲しいと書きました。
今回はその辛いペットロスと、具体的にどう付き合っていけば良いのか……について書いていこうと思います。

 

 

心のバケツ

 

 

 

人は、心の中に様々なバケツがあるーー私は子供の頃そんな想像をしていました。

愛情のバケツ・楽しさのバケツ・悲しみのバケツ。
愛情のバケツは溢れると「溺愛」という形になり、楽しさのバケツは溢れると「調子に乗りすぎ」
そして悲しみのバケツは溢れると「無気力や憂鬱」という形になって現れます。

 

私はペットロスの心の状態は、この”悲しみのバケツが溢れやすくなっている状態”と考えています。
ペットロスとうまく付き合うためには、悲しみのバケツを溢れさせるのを避けなくてはいけません。

 

 

悲しみのバケツを溢れさせないために

 

ペットロスになった人の悲しみのバケツには、常に雨が降り注いでいます。
それは霧雨であったり、豪雨であったりと様々ですが、何もしていなくても常に水が溜まっていく状態です。
実際にバケツの水が溢れないようにするためには、ひっくり返せばいいですが、心の中のバケツはそう簡単にひっくり返すことはできません。

少しずつ柄杓で掬いだしていくように、以前書いたようにSNSを使ったり、人に話したり。
「ちょっと辛くなってきたな」と思ったら涙という形でバケツの中身を減らしていくのが一番シンプルですが非常に効果的です。

 

 

愛犬に心配をかけさせてしまう?

 

 

「あんまり泣いていると、あの子に心配をかけちゃう」という言葉をよく目に・耳にします。
確かに私たちの愛犬は泣いているあなたを見て、心配に思うかもしれません。

 

ですが、私たちの愛犬は、馬鹿ではありません。
飼い主の事なんて、なんでもお見通しです。
泣きたいのを我慢していたって、そんなのわかってしまうから、どっちにしろ心配な気持ちは変わりません。

だから、泣きたくなったら我慢せず泣けばいいのです。
私も愛犬Mackを亡くして、10月20日で一年が経ちました。
だけど今も「Mackぅぅぅ~会いたいよぉぉぉ~!!!」と叫びながら泣くことが頻繁にあるんですよ。

 

 

さあ、泣いて。

 

 

一番避けたいのは悲しみのバケツが溢れてしまう事。
長く続く豪雨もありますが、その都度涙を流してください。

 

実は私も一周忌の少し前から、一周忌を過ぎた今も豪雨続き。
ちょっと気を抜くと溢れそうになってしまうので、若干憂鬱な気持ちで居ます。
家族に泣いているところを見られたくないので、お風呂に入っている時はシャワーを浴びながら大泣きしたり、皆が寝静まってからコッソリ枕を濡らしたり。
夫も娘も居ない時は愛犬Shakeを抱きながら涙を流したりと、ほぼ毎日泣いています。

涙を我慢してはいけません。
ペットロスは我慢すれば我慢しただけ辛くなるものです。

 

楽しく穏やかな日々を過ごしたこと。
たくさんの幸せを貰っていたこと。
思い出して泣いてください。

そして最後は楽しい思い出で締めくくり、笑顔で泣くのを終わること。
そうすれば私たちの愛犬は、心配しても最後に安心してくれます。

 

ほら……
あなたを見て笑う、愛犬の顔が見えるでしょう?

 

 

ライター:奥村 來未

 

 

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