SNSで愛犬のことを発信されている方はたくさんおられます。中でも愛犬の闘病や介護をされている方のブログでは、愛犬の病気、症状、治療法や薬のことなど、詳しく書かれている方もたくさんおられます。介護も同じで、手作りで介護グッズを作っておられる方や、症状に合わせて様々な工夫をされていることを書かれておられます。
同じような悩みをお持ちの方のブログを読むと、「わたしだけじゃないんだ」と思え、心がとても軽くなりました。わたしは愛犬の「食べムラ」に悩んでいましたが、原因は自分であると自覚していたので、余計に救われたんだと思います。
SNSを通じて仲良くなった方に老犬介護や闘病についての話を伺ううちに、どんなことで悩んでおられるのか、具体的にもっと話を伺いたいと思いました。そこで、匿名でアンケートにご協力をいただきました。今日はアンケートの結果を参考資料としてまとめたものを紹介させていただきます。
【愛犬の闘病・介護】回答者情報
アンケートにお答えいただいたのは30名でした。
アンケート回答属性
女性の方が約9割で、年代は40~50代が最も多く、約80%という結果でした。ブログをされている方は女性の方が多いのと、愛犬の世話を女性がされている方が多いということも考えられます。
愛犬年齢~フードの種類
次に愛犬の年齢と、食べることについて伺いました。
8割近くがシニア犬の飼い主であることがわかりました。これはシニアになるほど、健康に強い関心を持たれているのだと思います。
また毎日の食事については、ドライフードは100%の結果、次いでトッピングとサプリメントがほぼ同数でした。老犬になると、健康状態が気になる方が増えてくるため、サプリメントという回答が多いと考えられます。また、若い頃よりも食いつきが悪くなってくるため、トッピングを使用される方が多いと考えられます。
【愛犬の闘病・介護】愛犬の持病について
続いて持病や既往歴などについても聞いてみました。
愛犬の持病・アレルギーについて
持病・既往症(その1)
持病・既往症(その2)
腎臓病、ヘルニア、シニアに多い心臓病などのよく聞く病気よりもその他が突出して多い結果となりました。
既往歴を伺ったところ、免疫系の病気や脳疾患、花粉症、腸炎や膵炎、気管支炎など、ほとんど人間と変わらない病名が並んでいました。これは、獣医学が発達し、病名がわかるようになり、治療法が解明されているといえます。
愛犬の健康のために気をつけていること
続いて、愛犬の健康のために気をつけていることを聞いてみました。
愛犬の健康のために気を付けていること①
愛犬の健康のために気を付けていること②
飼い主さんの愛犬に対する思いがとても伝わる結果となりました。毎日の生活の中で、愛犬の健康チェックを欠かさず行うことで、病気の早期発見にもつながりますよね。
また、変化があるとすぐに病院に連れて行くという答えもありました。わたしたちは日々の生活の中で「病気を予防すること」はできますが、「病気を治療すること」はできません。飼い主であるわたしたちにできることとして、毎日の生活の中でいかに病気にならないように気をつけるか、を考え、気をつけておられる飼い主さんが多いのだと改めて思いました。